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忙しい人のためのストーリー解説霊気走破EPISODE 01第1話 威勢と切望
忙しい人向けの概要
カラデシュの科学者イシュカーリの作った装置、霊気灯の完成のためには久遠の闇が大きく断ち切られる瞬間が必要であった。
ラシュミの次元橋がもたらした機会は逃したが、ファイレクシアの侵略が再び久遠の闇を引き裂いた。
イシュカーリは装置のレバーを引いた。
カラデシュに住む没落貴族、モハル・ヴァルマ。カラデシュは今やアヴィシュカーへと名を変え、モハルも官職を降りていた。
その娘シータは貴族の娘とレーサーの二重生活を送っていた。彼女こそがエーテルレインジャーズのエース、スピットファイアであった。
エーテルレインジャーズのメインメカニックはチャンドラの母、ピア・ナラーであった。
チャンドラ・ナラーは今やヒーローだった。街角のカフェでくつろぐ彼女にパパラッチがマイクを向け、記者たちの質問が飛び交う。
チャンドラは恋人であるニッサため、霊気灯を欲してレースに参加している。そして、母ピア・ナラーの所属するエーテルレインジャーズとは違うチームに所属している。
チャンドラは激情を抑えながら記者達をあしらった。
ウィンターとヴァルガヴォスの間には契約があった。霊気灯を持ち替えれば彼は自由になれる。失敗すればその身は館のものとなる。
勝利を確実なものとするため、彼は他のレーサー達の研究を始めた。
忙しくない人のためのストーリー解説
アヴィシュカー
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チャンドラの出身次元。魔法は一般的ではなく、マナではなく大気中の霊気を抽出し動力源として用いている。
霊気で駆動するアーティファクトの発明に長けており、日々革新的な装置が産まれ続けている。
以前の名前はカラデシュであったが、元々政府と改革派が対立して情勢が不安定だったところにファイレクシア侵略が発生し、政府側への反発が大きくなりついには政府が転覆した。
改革派が設立した新たな次元の名、それがアヴィシュカーである。
霊気灯
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物語冒頭、ファイレクシア戦争の際にカラデシュでイシュカーリが完成させたアーティファクト。
プレインズウォーカーの灯を分離して保管するだけでなく、プレインズウォークまで可能にすると噂の代物。ただしそれは理論上の話であり、誰も使ったことがないため実際の挙動は不明。
そもそも今や各次元は領界路で繋がってしまっているため、危険を犯して灯を使う必要性は全くない。誰も興味を示さず倉庫に眠っていたものが掘り出されレースの景品にされてしまったようだ。
この霊気灯には既に灯がひとつ保存されているようだが、これはイシュカーリのものだろうか。そうだとするならば、イシュカーリはプレインズウォーカーだったのだろうか。
プレインズウォーカーの灯は絶対的なものに思えるが、過去にも何度か抽出や受け渡しがされた描写がある。
テフェリーは一度灯を失っているが、ジョイラからパワーストーンを通じて灯を受け取っている。カーンはヴェンセールの転移魔法で灯を受け取っている。
ミラディンのストーリーでスロバッドが作った灯の移植装置は霊気灯に近いものかもしれない。
チャンドラ・ナラー
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旧カラデシュ出身のプレインズウォーカー。人間の女性。現在も灯を保有している。
ファイレクシア戦争終結後はニッサと比較的平和な日々を過ごしているが、灯を失ったニッサの落胆は底知れず、なんとか彼女の灯を取り戻したいと考えている。
それを可能にするアーティファクト、霊気灯の存在を知りレースに参加する。
ニッサ・レヴェイン
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ゼンディカー出身のエルフの女性。元プレインズウォーカー。ファイレクシア戦争にてファイレクシアの手に堕ちるものの生還し、メリーラの犠牲によって一命を取り留めた。ファイレクシア化こそ治療できたものの灯を失ってしまった。
チャンドラとは恋仲ではあるものの、灯を失ったことにより立場が変わってしまったことに悩んでいる。
しかしながらニッサは争いを好む性格ではないため、灯を求めてレースに参加することは彼女の希望では無さそうである。
ウィンター
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ダスクモーンの館に囚われた人間の男性。ダスクモーンのストーリーでは館の主たるデーモンのヴァルガヴォスと、生け贄を差し出す代わりに自由を得られる契約をする。生け贄自体は用意したもののそれが放浪者たちであったため返り討ちに合い逃げられてしまう。結果再びヴァルガヴォスに囚われ、今度は自由をかけてレースに挑むことになった。
霊気灯を欲しているのはおそらくウィンターではなくヴァルガヴォスだろう。ヴァルガヴォスはダスクモーンから出ることができないため他次元の人間を館に誘い込んでいるが、霊気灯があれば自ら他次元に攻め込むことができると考えてのことだろうか。
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