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忙しい人のためのストーリー解説霊気走破EPISODE 07第5話 決着へ


忙しい人向けの概要

領界路を抜けたチャンドラたちはアモンケットにあるオアシスの上空に飛び出した。着陸のためのあらゆる術を試したが無力だった。
機体は地面に激突した。幸い死者は出なかったが、機体は半壊した。だが全員レースを諦めてはいなかった。
ダレッティとピアの設計とチャンドラの炎による溶接と砂漠に転がるヤシの木や動物の骨などを使い、一晩をかけてマシンは再び走れるようになった。一行はおたからの力を使い、領界路を通ってアヴィシュカーへの劇的な登場を試みる。

一方アヴィシュカーでは、各コースを回り切ったエーテルレインジャーズとスピードデーモンズがトップ争いをしていた。ゴール間近の直線で速度を上げる両チームの前に突如巨大な壁が現れ、両者共に盛大にクラッシュした。
仮面が壊れ父モハルに連れ出されるシータ。おたからを取り戻そうとするジェイス達に連行されるウィンター。
レースは終焉を迎えようとしていた。


忙しくない人向けの用語解説

ぶっ壊れた車を修理する回なので新しい情報がほぼ無い。

キラン・ナラー

  • チャンドラの父。故人。バラルにより家族もろとも指名手配にされ処刑される。

  • その後チャンドラも捕まり処刑されそうになるもののプレインズウォーカーの灯が目覚めたことでカラデシュからプレインズウォークしことなきを得た。

  • 領事府の管理下にあった霊気を違法に流通させており、カラデシュ時代の発明家たちにとっては英雄のような扱いを受けている反面、領事府からは目の敵にされていた。

  • ピア曰く、チャンドラの楽観的なところはキラン譲りらしい。ストーリー中では娘思いの優しい父親のように描かれている。


サヒーリ・ライ

  • カラデシュ出身。発明家の女性。元プレインズウォーカーだが現在は灯を失っている。

  • 発明家の多いカラデシュの中でもかなりの才能を持つ。魂を過去に送ることのできるトンデモ装置時空鋲を作ったりフェリダーを無限に増やしたりとその活躍は枚挙にいとまがない。

  • 同じく発明家であるピアとも交流があるようで、宇宙論について話し合ったことがあるようだ。この世界から見た宇宙は久遠の闇で惑星は次元に相当するのかと思っていたが、どうやら惑星と次元は違う存在のようだ。

  • ここらへんが新エキスパンションの伏線だったりするのだろうか。


チャンドラの悪夢

 最後にチャンドラ・ナラーが一晩中眠ったのは、もう何ヶ月も前のことだった。悪夢は彼女を捉えて離さなかった。ファイレクシアの涙を流すニッサの顔、ウラブラスクの死に際の叫び声、種子中枢に突撃したミラディン人たちの死体……いつも何かしらが彼女を苛んだ。ニッサと共にいることが救いだった。目覚めて愛する人が隣にいるのを見ると、すべてがうまくいったのだと、すべてこの結末のためだったのだと確信できた。

  • ファイレクシア戦争の際、チャンドラはドミナリアでレンたちと待機していた。

  • 潜入組は10人のうち5人がファイレクシア化し壊滅。ドミナリアに逃げ帰ったケイヤからの知らせを聞きチャンドラはレンとともにファイレクシアへ乗り込むのであった。

  • ファイレクシアへ突入したチャンドラが見たものは、ファイレクシアンの手に落ちたニッサであった。ニッサからの完成化の誘いを拒むものの戦うことはできず敗北、あわやチャンドラもファイレクシアの手に落ちるかと思われたところで天使となって復活したエルズペスに救われた。

  • ファイレクシアンの最高勢力がエリシュ・ノーンとなり潜入組の打倒に成功したことで、裏切りの兆候のあったウラブラスクとシェオルドレッドは処刑された。ウラブラスクは生きたまま四肢をもがれファイレクシア軍の資材として再利用され、シェオルドレッドは完成化したアジャニの手によって首を落とされた。

  • 世界樹を基に作られた侵略樹、次元壊しを制御するためにはツリーフォークと融合することのできるレンを接触させる必要があったが、レンは足代わりとなるツリーフォークを失っていた。そのため、ミラディン人たちは人海戦術でレンを種子中枢の最奥にある次元壊しの元まで運んだ。この際、多くのミラディン人がファイレクシアンの手によって殺されている。

  • これらがチャンドラのトラウマの内訳だ。改めて羅列してみるとなかなか壮絶である。ウラブラスク以外の法務官たちも死亡しているのだが、ウラブラスクの断末魔だけ記憶に残っているのはなぜだろうか。


アモンケットの神々

 「あなたは神様よね」 チャンドラは思わずそう口走った。「神様――ニコル・ボーラスはハゾレト以外の全員を殺したと思ってたけど? でもあなたはここにいる」

  • アモンケットにはもともと8柱の神々がおり、そのうちの3柱の神々は封印されていた。

  • 破滅の刻のストーリー中にボーラスが3柱を開放。そのうちの蠍の神は神の不死性を無効にする毒を持っており、ロナス、ケフネト、オケチラを殺害する。

  • ついにボーラスが降臨し、バントゥにハゾレトを殺害するよう命じる。名誉のためハゾレトを襲うバントゥだが、その活躍に対してボーラスが与えたものは死であった。

  • そして残されたハゾレトはサムトやデジェルの協力を得て蠍の神を殺害するのであった。

  • 封印されていた3柱のうち、スカラベの神と蝗の神も残っているため実はアモンケットには3柱の神が残っていたことになる。チャンドラ視点ではスカラベと蝗は神として写っていないのだろう。


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