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ファウンデーションズのコモンアンコモンで遊ぼう ボロスバーン編(スタンダード)


はじめに

mtgアリーナにて、最新エキスパンションであるファウンデーションズがリリースされた。

新しいエキスパンションが出ると決まって新たなデッキを構築する必要に迫られてしまうが、ワイルドカードは有限だし課金するにも限度がある。
強いと思ってクラフトしたカードが実は汎用性の低いレアだったりしたらかなり辛いものがある。

そこで今回は、ファウンデーションズのコモンアンコモンを使ってデッキを組んでみようと思う。
レアや神話レアのワイルドカードは無くとも、コモンやアンコモンのワイルドカードが余っている人は多いだろう。

デッキ構築ルールその1:ファウンデーションズのレアや神話レアは採用しない

新エキスパンションに収録されているレア以上のカードは採用しないこととする。
逆に新エキスパンションのカードでもアンコモン以下のものはガンガン採用していくし、新エキスパンション以外のレアや神話レアも可能な限り採用していく。

デッキ構築ルールその2:レアカードは代用品を検討する

新エキスパンション以外のレアや神話レアをガンガン採用してワイルドカードを使っていては元も子もない。そのため、レアカードの枠は複数の選択肢を検討し極力手持ちの範囲で組めるようにする。


デッキリスト

新エキスパンションからの採用カード

それぞれ1マナ3点、1マナ2点(or5マナ4点)、2マナ4点火力である。
ファウンデーションズで収録されたこれらのカードによって顔に飛ぶ火力が一気に増量され、火力を中心に据えたバーンデッキが構築可能となった。
スタンダードで猛威を振るう赤系のアグロデッキと違い、クリーチャーの採用を極端に絞ることで相手の除去やブロッカーを事実上無効化することが可能となる。
それでは採用カードを見て行こう。


1マナ火力

顔に飛ぶ1マナ火力が増え、合計12枚採用可能となった点がこのデッキ成立の要件としてかなり大きいところだろう。
基本的には全部顔に投げてしまう計算だが、ショックと噴出の稲妻はクリーチャーにも当たるため絆魂持ちなどは落としてしまった方が良いだろう。
使う優先順位は選択肢の狭い順に稲妻波>ショック>噴出の稲妻とした方が良いだろう。

ところで、アリーナだけで見ても現スタンダードにはショックのイラストが複数存在する。ぜひお気に入りのショックを相手に見せつけてあげよう。4枚全部散らして色んなショックを相手に見せてあげてもいい。


2マナ火力

全て3点以上の火力である。3点火力は7枚ぶち込めば相手が死ぬという事実を噛み締めながら全力でぶち込んでいきたい。ボロスの魔除けはモードがたくさんあるため手札に取っておきたくなるかもしれないが、9割以上は4点火力のモードで使うことになるため急いでぶち込んでしまって構わない。
稲妻のらせんの3点ゲインはインクの染みのように見えてミラーやアグロ相手に絶大な威力を発揮する。


レンの決意

2マナで2枚衝動的ドローができる驚きのマナ効率の呪文。現代に蘇った表現の反復と言っても過言ではないだろう。(過言)
めくったカードを使いきれない場合アドバンテージを取れないのだが、マナ域をかなり低く抑えたうえにほとんどの呪文が相手の顔に打ち込む用なので使いきれないことは稀だろう。
めくったカードの賞味期限は次のターンの終了時なので1ターン跨げる上に、インスタントなら次の相手のターンにも撃つことができる。手なりで全部自分のターンに打ち切らないようにしよう。


血羽根のフェニックス

現代に蘇ったチャンドラのフェニックス。ノンクリーチャー構成なので余った除去がバシバシ飛んできそうだが、相手の顔を焼くと戦場に帰ってくるためしつこく相手の顔をしばくことが可能。
2マナという軽さから、優先度は高め。
ここから下のカードは手持ちと相談して持っているやつから順番に入れていってよい。


炎心の決闘者

出来事モードは3マナ3点とマナ効率悪めだが2/3/1がおまけでついてくる。
自分の火力に絆魂がつくため相手の顔を焼いているだけでライフレースをぶっ壊すことが可能。
だいたい余った除去が飛んでくるのでインスタントの火力を構えて出したいところ。


ウラブラスクの溶鉱炉

3マナと重たい上に初動が遅いが維持できればとんでもないダメージ減になってくれる。
だいたい3ターン維持したころから火力がぶっ壊れだす。重さが気になるうえ、インスタントソーサリーの比率を減らすと血羽根が帰ってきづらくなるため採用枚数は慎重に検討しよう。


真紅の鼓動の事件

レンの決意に次ぐリソース補充カード。これを出して1枚捨てて2枚引いているため差し引きで手札が増えていないように見えるが、実は手札がない状態だと捨てなくてもよいため手札を増やすことができる。これは事件ですよ。
さらに手札を使い切ってターンを終えると追加ボーナスで毎ターン2枚のカードがもらえるようになる。これは事件ですよ。
このカードを2枚引いてしまうと手札を空にできなくなるのでなんとなく損した気持ちになるが、1枚だけ採用することによってそのような問題を解消することができる。複数枚採用する場合は普通に土地とかを捨てよう。


機械化戦

火力呪文がオマケで1点強火になるエンチャント。本当はトークンなどと組み合わせた方がお得。リソースを増やすわけでもないので優先順位は低め。


勇気の徳目

2マナ2点火力は効率としてはショボいうえにエンチャント側は重くて貼りづらい。エンチャントが貼れれば火力呪文が火力呪文を呼び込み連鎖するため大変に気持ちが良い。サイドボード後にゲームレンジが長くなることを見越して入れた方が良いかもしれない。


優雅な談話室

1マナの呪文を大量に搭載したデッキでタップインランドは極力入れたくないが、2ターン目にボロスの魔除けや稲妻のらせんを撃つために一定数の2色ランドを採用したいところ。
優雅な談話室の場合は1ターン目セットからの諜報で血羽根のフェニックスを落とすことで2ターン目1マナ火力からフェニックス蘇生が狙える。
枚数的に狙って起こせるものではないが、うっかりできてしまうとかなり気持ちいいだろう。
本当はファストランドとペインランドを入れたいところだが、こうやって言い訳することでワイルドカードを切らずに多色の土地を入れることができるというクソテクニックである。


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