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mtg読み物解説 カルロフ邸殺人事件 第4話 慈悲の前に正義を
概要
ケイヤは死体の前でテイサの霊の呼び出しを試みたが失敗した。
代わりにオルゾフに仕える霊が現れ、ケイヤの無罪を証明するための証人になれると言う。
ケイヤは現場の人払いを頼むとラヴニカ魔法探偵社に赴いた。
エトラータの脱走を受けて慌ただしく駆け回る調査員をよそに、ケイヤはケランを捕まえると共にエズリムの執務室へと向かった。
そこでテイサの死を伝え、自分に捜査の指揮を任せるよう願い出た。
エズリムはそれを了承すると、次なる容疑者ジュディスの捜査を2人に命じた。
2人はジュディスに会いに地獄騒ぎを目指した。
その途中でボロスの練達の霊、アグルス・コスと会話した。彼もこの事件の捜査にあたるらしい。
地獄騒ぎでジュディスを問い詰めると、彼女は何かを知っていそうな口ぶりでギルドパクトを読むよう言うと、話を遮り2人を追い返した。
用語解説
アグルス・コス
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ボロスの古参兵。いい画像が無かったので生前の姿だが、旧ラヴニカブロックのストーリー中に死亡。未だ霊としてボロス軍に所属している。
霊となった今でもボロス軍司令官の地位にいる。
正義感が強く、困っている人を放っておけないタイプの人。
死んでもなお仕事を続けていることから任期が長い。ギルドマスターがオレリアの前のフェザーの前のラジアの頃からずっとギルドに所属している。
今回の仕事は探偵の手助け……なのだが、オレリアの思惑は手助けではなく諜報と妨害のようだ。
ドローマッド
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ドローマッドの名を冠するカードは1枚のみ。ラヴニカギルドの都で登場したドローマッドの純血種のみだ。
ラクダに似た種族の動物で、ラヴニカではかなり広く知られているもののようだ。
カード化されている枚数が少ないにも関わらず、多くのラヴニカのストーリーでその姿が描写されている。
「ちっ!」 ギデオンは罵った。「グルールを永遠に押し留めてはおけない、だが行かせるわけにもいかない。歯をむいたドローマッドが欲しい所だ、ラクドスを連れて来てくれる」
彼の妻は親戚へと彼らを「ドローマッド達」と表現し、バーリンも一緒くたに扱った。頑固で意地っ張りだと。
あの場所は彼らの好みよりも少々......実践的なのです。ラクドスとグルールがその地を奪い合い、ドローマッドの屍のように引き裂いています。
ドムリはかつてマッカに食べられそうになったラッキィを救ったことがあり、またドローマッドに踏み潰されぬよう留めたこともある。
戦団が戻ってきた時、カルはまだ不機嫌なドローマッドが立てる口蓋音を制していた。
指定された通り、父はその半額を教会に寄付した。けれどもう半分はわずかな賭け金が資産となるのを夢見て、ドローマッドのレースに費やした。
レースが賭けの対象にされていることから、我々の世界でいう馬のような扱いを受けていることがわかる。
また、本編中でケイヤはドローマッドのタクシーを呼び止めている。これは馬車のようなものだろう。
上記のカード画像ではクリーチャー・タイプはビーストだけだが、最新のオラクルではタイプが1つ追加されている。
それは馬……ではなくラクダである。なぜか?その経緯は破滅の刻開発秘話にて語られていた。
なぜ『ラヴニカ』に1枚だけラクダがいたのかはわからない。おそらく、アーティストはラクダを描こうとしたわけではなく、他の何よりもラクダに近いようなクリーチャーを描いたのだろう(ラクダ・ビースト的な)。
要するに、イラストがラクダっぽいから、である。
結構頻出するクリーチャーでありながら、詳細は
あまり考えられていないようだ。
カルロフ邸殺人事件で、1枚くらい追加が欲しいところ。
ジュディス
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ラクドス教団の人間女性。災いの歌姫の二つ名を持つパフォーマー。
どれだけ素晴らしいパフォーマンスを披露しても賞賛を受けるのはラクドスであるため、それを妬んでいる。
事件の捜査を進めるケランとケイヤになぜか「ギルドパクトを読め」とヒントを与えてくる。
ラクドスの地位を妬んでいることから、ラヴニカの権力層を殺害し社会構造をひっくり返そうとしている可能性はある。
そういう意味では、容疑者筆頭かもしれない。
ギルドパクト
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ギルドパクトの歴史はあまりにも長い。詳細はこちらの公式記事を読むのが間違いないだろう。
ギルドパクトとはラヴニカ全体を縛る強力な法魔法なのだが、灯争大戦のストーリーにてニヴ・ミゼットがギルドパクトそのものとなっている。
本ストーリー中ではヴィトゥ=ガジーに保管されているギルドパクトを読むように勧められるが、これは魔法のギルドパクトのことではなくラヴニカの法を記した書物を指しているものと思われる。
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