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忙しい人のためのストーリー解説:ブルームバロウ第1話 災厄、渓間に来たる

概要

アニマルフォークたちが暮らす次元、ブルームバロウのとある村が夜のフクロウに襲撃された。カエルフォークのヘルガは命からがら隣の村まで逃げ出し、助けを求める。

一方、ラヴニカのラルは遺恨のあるジェイスの痕跡を辿りプレインズウォークし、ブルームバロウに辿り着く。なぜかカワウソのような姿になってしまい、彼の怒りはさらに激しく吹き荒れた。


用語解説

ブルームバロウ

次元に暮らす住民全てが動物の新次元。動物たちは二足歩行し、言語を用いてコミュニケーションを取り、武器や道具を使うなど人間のような特徴を備えたアニマルフォークである。
アニマルフォークはこの次元に生息する住民全てを指しており、それらの中にさらにマウスフォーク、カエルフォークなどベースになった動物ごとに細分化されている。

文明はあまり発達しておらず、科学や機械は浸透していなさそうである。

現在、ストーリーではカエルフォークのヘルガ、マウスフォークのメイブル、夜のフクロウであるマーハが登場している。
ヘルガはマーハのことを災厄の獣だと思っている様だが、ファーストルックでは”「災厄の獣」と呼ばれるエレメンタルや「大いなる夜のフクロウ」”と書かれているため、マーハは災厄の獣ではなくルムラの方が災厄の獣であると思われる。

マーハを退けたらほんとはもっと強い災厄の獣がいましたって言ってルムラが登場するストーリーだろうか。
災厄の獣は5色サイクルで、ルムラもマーハもエレメンタルで災厄の獣な可能性もあるが。


ラル・ザレック

ラヴニカ出身のプレインズウォーカー。人間男性。可愛いカワウソになって新登場。
サンダージャンクションのストーリーでは、ニヴの手のものとして次元間通信網の構築に従事していた。
その最中、作業を手伝っていたケランがオーコ一派に加わり宝物庫の開放を企てたため半ば強制的に事件に巻き込まれることとなる。
全てを仕組んだのはジェイスであり、何の説明もないまま別次元へ去って行ったことに対して怒りを通り越して殺意を持っている。

せっかく電光虫プロジェクトで仲良くなったのに……と思ったがあのストーリーはもう10年も前のものであった。やむなし。

ジェイスのプレインズウォークの痕跡を追ったところブルームバロウに辿り着き、次元の影響だかなんだか分からないが気づいた時には身体をカワウソにされていた。
イゼットカラーで電撃を放つカワウソといえばルーツリーを思い出す。

ラルはカワウソになった身体でジェイスを探したり災厄の獣と闘ったりするのだろうか。
もしジェイスがいるとしたらヴラスカとおたからと観光してるだけのような気もするが……


放浪者

神河出身の人間女性。本名不明。元プレインズウォーカーだが現在は灯を消失している。
元々彼女の灯はテゼレットの人体実験によって乱された不完全なものであり、彼女自身制御できないプレインズウォークに苦しめられていた。そういう意味では、灯が無くなって一番恩恵を受けているキャラクターと言っていいだろう。

何故かラルからはプレインズウォーカーの痕跡を追うプロフェッショナルとして認識されており、ジェイスの痕跡を追う方法を尋ねられる。
本シナリオでの役目はこれだけだが、続くダスクモーンでの登場が確定している。
彼女の活躍はダスクモーンまでお預けである。


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