可能性ゼロなんて、ない
娘が将来を決めた時、
心理カウンセラーになるために、
母国に帰り、大学へ行って心理学のコースを取ると、
最初に、聞きました。
でも、実は、本当にやりたいことは、
他にあると言い、
それは、
漫画家です。
それを最初に聞いた時、
とっさに、思ったことは、
漫画家って、小さい頃から、
とにかく絵が上手で、いつも絵を描いている人で、
才能がないと、なれないから、
17歳の今から、
漫画家になりたいからと言って、
絵を描き始めても、遅いし、
無理じゃない?
娘は、漫画家になるのは、
難しいとわかっていつつも、
自己流で学んで、
とりあえず、目指してみる。
もしダメだった場合に、
心理カウンセラーの資格を取って、
それで生計を立てると、言いました。
私の中に、ふと、
可能性0%なんて、ない!
そんな言葉が、よぎりました。
楽器がなくても、コンピューターを使って、
演奏ができるし、
映画のシーンは、グラフィックを使う方が、
リアル感があったりするし、
歌手になりたい、と思えば、
ライブハウスやYouTubeで、歌えば、
歌手活動をしてると言えるし、
自分の描いた絵を世界中の人達に、
見てもらいたいと思えば、
インスタに出せば、
世界中の人達の目にとまる。
紙媒体ではなくとも、
ネット小説、ネット漫画、
形を変えて、小説家にも漫画家にも、
なることができる。
私は、娘が漫画家になりたいという夢を
応援したい。
何かになりたい、ということは、
何かしたら、自分とそのことが結びついてるはず。
自分の中に、種があるから、
惹かれるのだろうと、私は思います。
私ならば、政治家になりたい、って、
絶対に思わない。
なので、私が政治家にはならないのは、
よくわかっています。
でも、もし途中で、気が変わって、
政治家になりたい!と思っても、
可能性ゼロということは、ないので、
政治家になれるように、試すことは、
するかもしれません。
一番いけないことは、
親がダメと決めつけて、
子供の可能性をゼロにしてしまうこと。
そして、何か憧れの職業があっても、
無理だと思って、試すこともしないことは、
とっても、もったいないこと。
若いからこそ、どんどんトライ&エラーをしてみて、
歳をとってから、やらなかったことを
後悔してほしくない。
娘が漫画家になって、
たくさんの人の心を揺さぶる作品を
世の中に送り出してくれるかもしれない。
そんな期待をしながら、
娘の夢を応援していきたいと思っています。