おかたづけの極意#9 最終回
最終回がやってきました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。ここまでお読みくださって、何かお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれません。
そう。ふとん。
ふとんどうなった
ふとんの話、してないじゃないですか。ふとんの話、どうなった??
実はこちら、今回の断捨離では未解決案件となりました。
我が家のふとん問題として大々的に記事にまでして、ふとんを断捨離すると宣言したのにも関わらず、今の時点で有効な解決方法がみつかっていません。
というより、自分がどうしたいのか、わからなくなってしまいました。
とりあえず、今の生活にあきらかに余分なふとんがあるのであります。それだけは厳然たる事実なのであります。
処分に対しては、次のような案が浮上しました。
①粗大ごみに出す
②ふとんを打ち直す(もう1枚掛布団か敷布団を作る)
③ふとん圧縮などをして、しまう
④寝具を買い、買った店で引き取ってもらう(可能性)
⑤サステブに出す
⑤の「サステブ」というのは、こちらのサービスです。
粗大ごみになるより、別のものに生まれ変わる手助けをする、という会社のようです。こちらは寄付と同じで、お金をだして引き取ってもらうサービス。
粗大ごみは最後の手段で、なるべくならしたくないです。
自分が、「別のふとんに生まれ変わらせて、今のふとんを廃棄すること」を望んでいるのか、それとも、「ふとんそのものを完全に処分して枚数を減らし」たいのか、それすら今、整理できていない状態なので、もうこれは、とりあえず文字通り棚上げして、改めて考え直そうと結論を出しました。
保留の決断、というやつです。
ん?決断の保留??
—―そういうのもアリだなと思います。
洋服のかたづけ
今回、洋服も処分したので、そちらは1記事としてあげようかなとも思いましたが、洋服というのは言ってみれば「ポピュラーな断捨離」なので、軽く触れるだけにしようと思います。
ちなみに、これまで私が使ったことのある洋服の引き取り先はこんな感じです。
①セカンドストリート
今回のおかたづけシリーズでも何度か登場したリユースショップ「セカスト」☟。今回出した服は、セカストで「取り扱いブランド」を確認して出したので、しっかり値がつきました。『UNITED ARROWSgreen label relaxing』のニットは古いものだったのですが300円ほどになったので、かなり良心的な買取価格だと思いました。
子供用品で「買取1円のイメージ」がついてしまったかもしれませんが、お店が力を入れているものがわかれば、ちゃんと値が付きますので、誤解のなきようお願いいたします。
②ブランディア
こちら☟は昔まだブランドものなどを持っていたころに利用しました(もうブランドものは持ってないので今は利用していません)。
③キマワリ
最近よく利用するのが『kimawari fashion(キマワリ)』☟。
https://www.bellemaison.jp/cpg/kimawari/top_index.html
買取と寄付の中間のようなサービスで、大手通販のベルメゾンが提供しています。1,000円以下はベルメゾンポイントになるのでベルメゾンユーザーじゃないとあまり利用価値がないかもしれませんが、とにかく、ユニクロでも無印でもイオンでも通販でも、普通の服や靴・ベルト・バッグなども引き取ってくれるのはありがたいです。細かく内容を書く必要もなく、ざっくり計算なのもよい感じです。総合で1,000円以上の値がつけば現金での振り込みも選べます(ブランド品が入っていないと1,000円以上はなかなか難しいです。でもそれはどこの買取も、だと思います)。
ひとつひとつの手間を惜しまなければ、フリマやオークションがいいと思いますが、数が多い時や私のようなめんどくさがりには、宅配買取、しかも「なんでも買取」というのがとても有難いです。
ざっくりだから良く見ていないか、というとそうではなく、ブランド物は別にちゃんと査定してくれます。
以前、ブランド品の最後の生き残り「バーバリーのコート」を出しましたが、かなり良い金額をつけてくれました。20年もので、擦り切れやテカリがあり、インナーコートが行方不明だったのでブランディアではなくこちらに出しましたが、遜色ない金額をつけてくれたと思います。
次回への持ち越し案件
これはもう、ふとん。
そして今回は視野に入れていなかった「書類・紙類」という難物が残っています。
とはいえ、1月からの私のおかたづけもそろそろ一段落です(熱が冷めた。笑)。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
今回「ガンガンいこうぜ」で片付けを決行した総合的な結論としては、これに尽きるな、と思っています。
具体的には、
家電なら取説など備品はひと揃い取っておく(できれば箱も)。
服は着たおすか、早めに見切りをつける。
カートリッジなどの消耗品は消費期限に、子供用品や家電は売り時に気をつける。
などなど。
買った時に気をつけておけば、処分するときに楽ですし、その「モノ」の第二の人生?のためにもなるんだなと、改めて。
そもそも買取は金額が多少増減したところで「お得」などということはなく、本来マイナスなものだということを忘れてはいけないなと思います。
買取という段階になると、ついつい「少しでも高く」「少しでも元を取ろう」という気持ちが働くものですが、元の値段を上回るモノはそうはありません。子供が何気なく持っていたポケモンのカードが1枚3万円みたいなことも今はありますから一概には言えませんが、それはレアケース。
1万円のモノを買って買取に出すより、買わない方がお金そのものは失われません。そして決断して購入したら「購入した時にモノの減価償却は終わる」と思った方がいいのだと、しみじみ感じています。
さあ、部屋を見渡したらもう、スッキリ!!
——のはずでしたが、片付けの余波なのか、あそこもここも、あっちもこっちも気になります。片付けモードになった目は、「あれも処分しようかな」「これも売れるんじゃないか」などという目でモノを見るようになってしまったようです。
いやいや。
なによりも、モノを大事に使う。
初心に戻って、心がけたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?