Fan letter 8 ギガアイシテル☆レキシ
レキシさんを知ったのは何がきっかけだったか…
「きらきら武士」のMVを観たような気がします。
以来、気になる「レキシ」さん。
いちいちツボに入る歴史ネタのダジャレがたまりません。
「レキシ」は、池田貴史さんのソロユニットで、コラボしたアーティストは「レキシネーム」というのをもらえます。
ちなみに「足軽先生」というのはいとうせいこうさん。
「Deyonna」というのは椎名林檎さん。
なんと、久しぶりにサイトをみたら、「打首獄門同好会」とコラボしてるじゃあありませんか。うわ~たまらん。
「打首獄門同好会」とは相性ばっちりな気がする、と常々思っていたのでなんか嬉しいです。
ちなみに「打首獄門同好会」のレキシネームは「ぼく、獄門くん」。
「打首獄門同好会」については以前のブログで書いてます。
いつかの「SONGS」のステージも楽しかったし(探したらありました↓)、椎名林檎さんのトリビュートで「幸福論」も歌っていました。
先週の「鎌倉殿」で、蹴鞠の師匠平知康から改名を勧められた時連(のちの時房)が父・時政に「名前をときふさに変えました」と言ったとき「トキューサ」と聞き間違えられ、わざわざカタカナでテロップがでた場面がありましたが、このときなぜか突然レキシさんを思い出した私です。
レキシさんならトキューサで1曲できそうだな…
というかトキューサすでにレキシネームじゃないのか…
そういえば、蹴鞠の歌があったような…
と思ったら、ありました。
キュウソネコカミさんとコラボした「KMTR645feat.ネコカミノカマタリ」。上のオフィシャルサイトで動画が見られます。
(ネコカミノカマタリというのが、キュウソネコカミさんのレキシネームです)。
「GOEMON feat. ビッグ門左衛門 (三浦大知さんのレキシネーム)」 で三浦大知さんとコラボしていたり、歴史ネタをポップでファンキーな曲に乗せた詩がたまりません。
これもあくまで「説」ですけどね♪
『刀狩は突然に』『僕の印籠知りませんか』などどれをとっても面白いです。
そんなどうでもいいことを思いながら観た先週の鎌倉殿。
用事があってリアルタイムでは観られなかったので、見逃し配信で観ました。
先週は、頼家を呪詛したという罪で阿野全成が捉えられ、八田知家に殺害されるまでのお話でした。
その間、比企能員が権力を手に入れようと立ち回り、阿野全成をあの手この手で陥れるわけですが、比企を演じた佐藤二郎さんがなんともいえず「ワル」でしたね。欲望に忠実な野心をむき出しにする比企の棟梁を実に憎らしく演じていました。
ただ、ちょっとネットをのぞいたときに、「善児がいたんだから、比企をあの場でやってしまえば」「やっちまえ」みたいなコメントがあると知り、さすがに少し違和感を感じました。
史実では比企は時政の家にのこのこ遊びに行って(遊びに、ではなかったと思いますが、招きに応じて屋敷に行った)殺されてます。
確かにあの物語では罪のない善人(という設定)の阿野全成を殺した黒幕は比企です。比企はこのドラマでは、確かにいやらしい男でした。
とはいえ、視聴者がこの物語だけに沿って「悪い奴だから殺せ」と思うその心理は怖いです。
そもそも「北条」から見た歴史を描いているので、北条方は全員いい人に見えますが、歴史上、真実はわかりません。
滅ぼされた側に口はないのです。
結局比企の所領は全部北条のものになりました。
物語とは関係のないところで、ええっと思ったので、書いてみました。
この先、時政と義時はどんどん「ワル」になっていくのに、トキューサでコミカルに持っていくのはちょっと微妙な感じもしました。