m.Aさんにいただいた感想と初めての…
noteで時々見かける「noterさん紹介」。
私はnoterさんの作品の感想文は書いたことがあるけれどnoterさんの紹介はしたことがない。
自分がやってないのにおこがましいんだけれど、告白するとちょっぴり、羨ましい気持ちがあった。
そんな中今回、なんとm.Aさんから、『駐妻記』の感想とともに、私にとって初めての「noterさん紹介」をしてもらっちゃったのである!!!!
これが興奮せずにいられようか!
なんかしかも、すっごく褒めてくださってる!
ひゃ―――――!
涙が……
ううう。ありがとうございます……!
さて、m.Aさんは、いまは日本にお住まいだが、幼少期からオランダやデンマークにいらっしゃったことがあり、西洋史に関するドラマティックで深い考察記事を数多く書かれている方。
毎回のテーマも面白いのだが、写真とともにわかりやすい相関図を作ってくださって、ついつい頭がこんがらがってしまう西洋史を、劇的に分かりやすく解きほぐしてくださっている。
この「相関図」が本当に素晴らしくて!
読めばその記事のとりこになること請け合いなのだ。
どの記事も面白いのだけれど、なかでも私のお気に入りは「王家の宝石箱」というシリーズ。(noteあるあるだけれど、マガジンフォローしているとばかり思っていたらしてなかったということがさっき発覚。きっとm.Aさん、「あらみらっちさんいまごろ」と思われているかもしれない)。
宝石の行方に隠された西洋史にびっくりしたり感動したり。とにかく調べが完璧、欧州の中を縦横無尽に人から人の手へ渡っていく「宝石」の物語は圧巻なのだ。
気が付くと「ほぇ~!」と感嘆の声が出てしまう。
そのm.Aさんが、私の『駐妻記』をなんと「即ポチ」と言う形で(イメージの中では自転車すっ飛ばして)買いに走ってくださり!電子書籍をお買い上げいただき!読んで下さり!さらには感想を記事にしてくださったのだ!
『駐妻記』は独立した30本ほどのエッセイから成り立っているが、その中からベスト3をピックアップして感想を書いてくださった。
読んだらむずむずとお返事をしたくなる性分。コメント欄ではとても書ききれない。笑
ひとつめが、「水にまつわるタイの行事」のこと。
なんとm.Aさん、会社員時代に毎日タイとやりとりをしていたのだとか。
確かにソンクラーンは、日本で有休をとるのにベストな日程ですね!
ソンクラーンはタイの人にとって大切な「旧正月行事」。
中国における「春節」と同様、休日を楽しみつつ親戚や友達と水をかけあいまくる大イベントなのだ。もちろん仕事も休み。
考えてみれば外国からすれば「なんでこの時期に休み?」と思うようなことがあったかもしれないな、とm.Aさんの感想を読んで初めて思った。
そして、これはただの想像だが、タイのほうでは「休みになるから」と日本のように仕事を前倒しにしたり、憂いなきようにさっぱり片付けて休みに入る、ということはなかったんじゃないかと思ったりする。
まあだいたい、後回し?
m.Aさんのお仕事に、差支えが出なかったであろうか、とちょっと心配になった。
ふたつめは語尾につける「カー」の話。
その感染力はものすごく強い。
タイの人が英語で話すときもそうだが、日本人が英語を話すときが要注意だ。
でもm.Aさんの記事を読んでびっくり。
えー!メールでもカーつけてたんですか⁈
まさか英文にも差しはさんでいたとは知らなかった。
タイの人はもしかしたらそれが「丁寧」だと思っていた可能性がある。
確かに恐るべし!
そして最後にタイ語の先生のこと。
楽しい先生だったけど、ほんとに無駄話と雑談(って同じでは?)しかしてなかった。タイ語と日本語と英語と完全にチャンポンで、語学の先生としてどうかと言われると、実はちょっと微妙なところがあったかもしれない。私もいいかげんで怠惰な生徒だったが。笑
ところでm.Aさんのおっしゃるように「電子書籍」は、自分の都合で読める、という点でとても有難いシステムだ。
栞もいらない。
読みたいところに自在に飛べる。
noteでも、読みたいnoterさんの小説記事があって、それが長編だったりして、ああこれが電子書籍だったら……と思うことは多々ある。
私の電子書籍を紹介してくださっている記事に乗っかって、「電子書籍いいよ」と私が言うのもなんだか変ではあるけれど、でも確かに、電子書籍になった際のメリット、というのはあるなぁ、と・・・
そう。こんな風に、ついつい感心してしまうのがm.Aさんのnote。
納得感が、半端ないのだ。
ユニークな切り口で繰り出される濃厚な西洋史。
次に何が来るのか楽しみで仕方がない。
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