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anfang…はじまりの…
誰かが、ノックする。
こん、こんっ、こんっ。
ぼんやり目を開ける。
そして気付く。外の世界があるんだということ。
既に生まれていると思ったし、この生活がこのまま続くんだと思ってた。私、生まれるということを忘れていたんだ。
手を伸ばすと、指の先に当たる薄い壁のようなもの。爪をたてて確かめる。もう一度、前よりも少し指先に力を入れて確かめる。ヒビが入った。
さぁ、はじまり。
淡い桃色の卵の記憶。
これまでのこと、いまからのこと
はじめまして。読んでくださる方、顔は見えないけれど、心からどうもありがとう。
さて、詩からはじまる私のnote。警戒しないでください。危ない人でも、何か勧誘でもないし、神々しい置物も販売してません。どこにでもいるような40歳が少し見えてきた者です。
2019年夏に、鎌倉のセラピストさんのセッションを受けて、後戻りできなくなり、流れに沿って生きていくんだ、もうこれ以上、私を悲しませないぞ!と、自分自身に約束しました。(セッションでのことは、また綴っていきますね)
私の生まれもった性質上、心にはいつも沢山の思いが浮かんでいます。でも、いざ言葉にして口に出すと、なんだか違う意味合いになったり、言葉を飲み込んでしまったり…。なので、想いを言葉にしてこちらで綴ることにしました。
私は、両親と姉の4人家族の次女。
インテリアショップで8年、そして、何を思ったのかカレンダー通りの休みの生活に憧れ、事務職を7年。自分で言うのもなんですが、器用貧乏。そして、今は社会から少し遠のいたフリーの状態です。
社会に流れはとても早く、自分は二の次、またはそういうものだと考えている人が多いのではないでしょうか。私もそうでした。家族のため、会社のため、一番身近な存在である「私」を蔑ろにしているのでは。それって悲しい。
呼吸を整え、私のからだ、こころに丁寧に見つめれば、社会に脚色された私ではなく、生まれたままの純粋な私が見えてきます。
たとえひと時でも、自分自身に目を向け、静けさや温かい何かを感じられれば、少しづつ自分自身の扱い方が変わります。自身に優しく愛をもっていれば、自ずと自身の周りの家族、人々、そして大きな自然に優しくなれます。優しさは循環していき、愛も循環していきます。
だから、本来の私にもどるような、そこからまた明日に進んでいけるようなセラピーを自然豊かな場所でしていきたいと思っています。
勉強と模索中ですが、どうぞ見守っていただけたら嬉しいです。