【プリウス好敵手】ホンダインサイトとはなんだったのか?
こんにちわ!MIQYです✨
先週プリウスについての記事を書いたので、プリウスの最大のライバルだった【ホンダインサイト】についてもご紹介いたします🥰
過去記事【プリウスはなぜミサイルするのか?】歴代プリウスの特徴もご紹介 URL☟
インサイトとは?
そもそも、インサイトという車を知らない方もいはるのではないでしょうか?インサイトは、ホンダが販売していたエコカー。
1999年に初代、2009年に二代目、2018年に三代目と進化し、すでに生産終了となってはいますが、プリウスのライバルとして長らく君臨してきた一台です。
初代(1999〜2006)
初代インサイトは二人乗りクーペとして発売。安さによる普及を狙ったIMAというシンプルなモーターアシスト型のシステムを採用。2003年にはキーレスエントリーとイモビライザーを装備し、翌年の一部改良では燃費を向上し、0.25という空気抵抗Cd値も手伝って燃費数値でプリウスを凌駕。しかし、このクーペというボディタイプゆえかあまり流行りませんでした。
二代目(2009〜2014)
二代目は2009年にプリウスと同じ5ドアハッチバックのファミリーカースタイルでデビュー。
初代インサイトから踏襲したIMAながら、エンジンを1300ccに拡大。乗員も5人まで広がり、大ヒット……とはいかず、同年12月に登場した三代目プリウスに勝てず。
それから改良を繰り返し、燃費向上や装備向上を行うもなかなか盛り返せず、2014年に生産終了となりました。
三代目(2018〜2022)
三代目は4年間のブランクを経て2018年に登場。二代目のプリウス後追いなスタイルを排し、純粋に"上質なセダン"という肩書で登場しました。
LEDをフル活用した電装や伸びやかなスリーボックススタイルなど、ミドルクラスセダンとしてはやや小ぶりなもののまったくもってチープさを感じさせませんでした。
ハイブリッドシステムはコスパ重視だったIMAから2モーター式のフルハイブリッド「I-MMD」に変更。このI-MMDはのちにe:HEVと名前を変えて現在までホンダの主力として君臨することとなるパワートレインでした。
しかし、当時の消費者がセダン離れを加速させており、また永遠のライバルであり目標だったプリウスの販売そのものも落ち着いてきていたこともあり、わずか4年で生産終了となりました。
さらにモデルライフ途中で似たコンセプトとパワートレインをもつセダンのアコードが新型になったことも販売低迷の要因になったかもしれません。
インサイトの美点とは?
ここからはインサイトにしかない美点をご紹介。あくまでMIQYの考えであることをご容赦ください^^;
1 デザイン
まずインサイトの特徴として、ホンダらしくスタイリッシュな外観をまとっていることが挙げられます。その当時のホンダ最新デザインを惜しみなくそそぎ込み、それでいてトレンドや流儀は抑えています。
二代目後半でプリウスの快進撃に焦るあまり迷走した感はありましたが、三代目はとくにセダンとして素晴らしい外観に仕上がっていました。
2 走行性能
二つ目は走行性能。これはとくに初代、三代目に言えることかもしれません。
初代は軽さと抵抗の少なさを追求し割り切ったスペシャリティカーのような車でしたから当然走りは良いのですが、燃費との両立という点でも、単なるコンパクトセダンだったプリウスに勝っていた点であるといえます。
三代目では、エンジンもハイブリッドシステムも大型化し、その性能に磨きをかけました。モーターがメインの駆動力となったことで静粛性とパワーが向上。よりスマートに走れる車になりました。
また、トヨタのTHS‐IIはエンジンの稼働率が高い融合型ハイブリッドですが、ホンダのI-MMDはモーターメインで高速域ではエンジンメインという分け方をする分割型になるのでエンジン音が鳴る場面が少なく、より電気感の強い走りを味わえます。
まとめ
さてここまでインサイトについてあれこれ言うてきましたが……インサイトはプリウスを意識してしまったのが最大の欠点だったのかもと思いました。
実際プリウスから少し離れた三代目の評価は頭一つ抜けて良かったように思いますし。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました🙇
インサイトに乗っていた方、乗っている方、乗ってみたい方、ぜひぜひコメントお立ち寄りくださいまし!
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