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31歳、初めてのワーキングホリデーの始まり。


ワーホリの始まり

乗ってきた飛行機

2023年8月31日、ニュージーランド到着。天気は曇り。気温は14℃。
日本の猛暑から突然の冬の終わりへ赤道を超えて移動。
ニュージーランドに行くと決めたのは今年の1月のこと。
31歳を迎える直前の2022年11月に、私はメキシコにいたのだけど年齢的に最後のチャンスになるワーホリビザのことを何の気なしに調べてみると日本国外からでもまだ間に合うようだったので、
もしかしたら他のところに行くチャンスとして使えるかも、と念の為取っておいたワーホリビザを使うことにした。
素敵な人たちとの出会いも、憤るほど信じがたい出来事もたくさんあったメキシコの生活に区切りをつけて、新たな環境に自分をぶん投げることを決めた。
一度身を置いた環境で適応するまでダラダラしがちな人生を送ってきたから、このスピード感で方角を変える決断ができたことは100点。
3月末にメキシコを出発して2ヶ月の海外旅行を経て6月の頭に日本に一時帰国してから3ヶ月間、
「あ〜また海外行くのとってもめんどくせ〜」という気持ちを毎日抱えながらもなんとかたどり着いた。

ニュージーランド上空

なぜニュージーランド

正直どこでもよかったのだけど(メキシコもそうだったように)
ワーホリビザを申請しようと思ったタイミングで日本にいなかったので
大使館に行ったり健康診断に行く必要もなく、オンラインだけでビザ取得が完結できるのがオーストラリアとニュージーランドだけだった。だけ。
このあとオーストラリアにも渡航予定なので今回は2カ国にまたがるワーホリ生活になる。予定。
「なんでまた海外行くの?」とか「なんでメキシコから帰ってきたの?」とか「海外好きなんだね」とか色々言われるけど、割とマジでどこでもいいです。北海道でも沖縄でも。
自分が知らない世界で、自分の力だけで生きる力試しができればどこでもいいです。
メキシコは乗り越え甲斐があるタフな国だったけど、それとは別の相性の悪さがあった。どこか自分とハマらない感じ。
その違和感に気づかないふりをすることはできたけど、そういう違和感にきちんと目を向けて対処する方が大人の処世術だと思えたのです。
それでもなお私が懲りずに知らない国に来たのは、ただ知らない世界を乗り越えていきたいというそれだけ。
気持ちは魔女の宅急便のキキですから。黒猫連れてないけどさ。
「着いたらどうするの?」も100回くらい言われたけど決めてません。決めてこなかったことが自分への課題なので。

先のことばっか考えてない

「もう帰ってきたら?」「いつ帰ってくるの?」も100回くらい言われたけど、先のことを決めて生きてないので、そんなこと言われてもなあ😅といつも思うのだけど、
思い返してみれば学生の頃から、将来の夢とか志望校とか先々の目標を掲げさせられ、それに向かって頑張って進むのが人生というものだった。
将来の夢は色々変わったけど、基本的には篠原涼子が演じるドラマの主人公になりたかったので、ヒール履いて高層ビルのエントランスをカードキーでピッとして入るタイプの会社員を経験できて概ね満足。
目標や夢に向かって生きることは素敵だけど、今の自分にそれは向いてない。やりたいことないし。
ただ今の感情と向き合って、自分のやりたいように赴くまま、自由と孤独を傍に、不安と闘いながら日々を過ごすだけ。
無駄な消費はしないように、1日1つくらいはやることを決めて今日を過ごす。
これを書く今日は「領事館に行って免許の翻訳を頼む」をクリアしたので、プラスでこのnoteまで書き始めて120点の日なのである。

自分の人生をただ自分で生きたい

会社や世間からの成果や評価じゃなくて、自分のなびく方向で楽しく快適に生きられるようにするために、自分のことを自分で考えて、決断して、行動する。
ああ、なんて面倒くさいんだ。
それが何のためかって自己満だけど、自分の人生の満足度あげる以上に重要なことが今は思いつかないので、しょうがない。

楽してばっか生きてきたから

今まで自分で考えなくていいことを極力考えずに、娯楽や夜ふかしに興じて、楽かつ無駄に生きてきたもんだから、ちょっと振り返った時にどこか豊かじゃなかった。その時楽しかったからそれでいいんだけど、今となって悪く言えばね。
昔の自分じゃありえなかったドミトリー生活、自炊。化粧もせずに節約して最低限の出費を考えて歩けるとこは歩く。
たったそれだけのことが結構楽じゃない。誰かに見られているわけでもないのにコソコソとシャワーを浴びて、共有リビングの端っこでスマホをいじって調べ物をする。
コミュ力は皆無なので誰とも話さない。英語苦手意識がすごい。

残念ながらまだ若い

もう歳だと言い訳するにはまだ若すぎる。
それに気づいてしまったらいてもたってもいられなくなった。残り60年くらいあるとして、自分の行動不足で不平不満を言いながら生きながらえるのは辛すぎる。
もう若くさえなければ、色んなことをやらない盾として使えるのにね。
いつから使えますか。「もういい歳だから」ってやつは。

今日も生きるのみ

あの時のブログどこいった?という質問が来そうですが、課金の期限が切れてサーバーごと解約になりました。ブックマークまでしてくれてる人もいたのにすいませんね。
今度は課金なしでプレッシャーなくやってみるので、次はいつになることやら。
その日までお元気で。

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