資格取得に関心が向かない理由
学生の頃から、
・目的もなく資格を取得する
・とりあえずいつかの将来のために資格を取得する
ということに関心が向かなかったのですが、その理由がなんとなく分かったので、書き留めておこうと思います。
まずそもそも、自分の命式や宿命を読み取ってみると、資格取得に関心が向かないことは既にプログラム済みで、これはもう本来の自分の性質から来ているものだと分かりました。
世の中には、
・資格が必要な職業に適性のある人
・資格の必要ない個人のスキルや実力がものをいう職業に適性のある人
という人がいて、自分が何をしたいのか?という目的によって、資格取得の重要度は変わってくるのではないかと思います。
例えば、自分のなりたい職業に資格が必要な場合、
例えば、看護師になりたいという場合は、看護師の資格を取得しなければ看護師にはなれない。看護師になることが自分の夢なのであれば、看護師資格を取得することは自分にとって重要で意味のあること、ということになる。
なりたい職業に資格が必要な場合に限らず、
資格を取得することが人生を安定させることに繋がる人もいるだろうし、実際、資格が必要な職業(特に国家資格)は待遇もお給料を安定してる場合が多いので、資格のために勉強することや、資格を持っている人に対する世間の評価は高い。
私の母方の祖父母は資格大好きマンなので、
「資格はいいぞ〜」と会うたびに言うような人でして、
実際、私の弟が教員になったときは、それはもう満足そうに嬉しそうにしていました。資格取得に関しては、私では祖父母を喜ばせることは無理だろうと思っていたので、弟には感謝です。
(じいちゃん、ばあちゃん孝行が一つできたね☆)
資格が必要な職業に適性のある人というのは、言ってみれば、
・肩書きが武器になる人
・肩書きが大事な人
であって、資格を取得するその行為こそに意味がある。その資格に意味があるのか?将来役に立つのか?というよりも、
・これだけの資格を取った
・こんな資格を取った
という事実が、自分のプライドや自尊心を満たしてくれて、それが自信につながり、なんとなく取得したつもりの資格が、大きく役立つことだってあるでしょうな。
ただ、私はこういうタイプではなくて、
過去を振り返ってみても、本当に自分がやりたいと思うものは全て、資格が必要なもの、資格があればなれるものではなくて、個人のスキルや実力がものをいう世界にばかり興味関心が向いてしまう性格でして・・・・
言ってみれば、不安定な仕事にばかり惹かれるんですね。
それでもまだ高校生の頃は、
進学クラスという環境のせいもあって、こういった自分の本音を隠して安定を目指そうとしていたし、「本当に自分のやりたいこと」ではなく「安定も世間体もほどほどのもの」を教師や親にも提示していたけど、まぁ、色々あって、結局は自分の本心を隠し切ることができず、数年後には取り繕った将来像が崩壊することになります(笑)
資格取得って、就活なんかでは自分の能力を提示するツールになって便利だし、履歴書でも資格がバシッと書いてあると「おっ?!」という第一印象を受けるだろうし、昔ほどでないにせよ、まだまだ資格の影響力は高いだろうけど、
自分の適性も考えずに、資格を取得することって
なんか、違くない・・・・?
と、思ってしまう。どうしても。
私の場合、資格がないとなれない職業には適性がないので、
学生の頃から感じていた、資格取得に関心が向かない理由には、
資格を取得したその先にある道に適性がない
肩書きが武器になる人間ではない
ということなんだろうと思います。
環境に染まってしまうと、自分の適性を無視してしまいそうになるけれど、
後々のことを考えると、自分の適性をベースに選択しとくべきだなと思います。
だって、結局戻ってるもん。