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通変星と十二運の違い、使い分け解説


こんにちは!石浦ミケです!
今回は命式の読み取り方ということで、
通変星と十二運の違いについて動画を投稿しました。

通変星と十二運の分類は、以下の通り。
【通変星】
比肩・刧財・食神・傷官・正財・偏財・正官・偏官・印綬・偏印

【十二運】
絶・死・病・墓・衰・帝旺・建禄・冠帯・沐浴・長生・養・胎

みなさん自分の命式に5つの通変星と3つの十二運を持っているかと思います。

みなさん、この通変星と十二運の違いをご存知でしょうか?


どちらも、自分に備わっている要素には変わりないんですけど、そもそもの星の構造というか、成り立ちが違うので、この2つは使い方に若干の違いがあるんですね。


この通変星と十二運というのは、似たような意味を持つものもあるので、
キーワードだけで覚えてると、ごっちゃになってしまったり、どうやって使使い分けたらいいんだろ?と思うことがあるかなぁと思いますので、ここで通変星と十二運の違い、効果的な使い方についての私なりに解説させて頂きました。

通変星と十二運、使い方の違いのイメージを掴んでいただけたら嬉しいです。


では、この2つの違いを簡単に分かりやすく言うと

通変星:自分が持つ才能
十二運:その才能の発揮の仕方


仕事で例えるならば、
通変星:自分にあった仕事内容・スキル
十二運:自分にあった職場環境・人間関係

という風に捉えて頂くと分かりやすいかなと思います。

【通変星】

まずは通変星について。
通変星というのは、命式表でいうと「通変星」「蔵干通変星」という風に書いてあることが多いかなと思います。
命式表の赤枠部分が通変星で、その人がもっている才能の中身が示されています。


この通変星というのは全部で10種類あって、「才能」という言い方も、もちろんできるのですが、「自分がどうしたいか?」という、自分の満足の在り所が示されているものでもあるんですね。

もっと言うと、自分の中に流れるエネルギー回路というか、自分の中にあるエネルギーをどういう方向に流していけばいいのか?どういうエネルギー発揮をすれば自分は満たされるのか?というものも、実は通変星に示されています。

それぞれの通変星には色んな意味があって、キーワードで覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、その根本には、それぞれの通変星が持つ「エネルギーの流れ」という根本構造があって、そこから色んな意味が派生しているわけなんです。

例えば、比肩という星だったら
「色んなものを跳ね返しながら自分を押し出していく」
というエネルギーの流れが根本にあって、そこから、自我、マイペース、意志が強い、なんていうキーワードが生まれるんですよね。
なので、星の解釈って、星の根本構造さえ捉えれば、無限に造り出すことが出来るなぁーって個人的には思っています。

こんな感じで、通変星というのは、自分が持つ才能や能力を表すと同時に、
自分の満足の在り所や、自分の中に流れるエネルギーの方向というのも、実は示してくれるものになります。

仕事で例えると、通変星は仕事内容やスキルという言い方をしましたが、例えば、「仕事で何をしようか?」という場合は、自分の才能や能力を示してくれている通変星に合った仕事内容だとか、自分が持つ通変星のエネルギーを発揮できる仕事を選ぶと、自分も満足しやすいし、評価もされやすい、ということになります。


【十二運】

次に十二運について。
十二運というのは、全部で12種類あります。命式表の赤枠部分が十二運で、通変星というのが、自分が持つ才能・能力だとしたら、十二運というのは、その才能や能力の発揮の仕方を示しています。


言ってみれば、自分の才能・能力を覆っているのが、十二運の星みたいなイメージです。

こんな感じ?笑


前に別の動画で、十二運別のキャラクター設定という動画を出したのですが、あれは、星の使い方のイメージを分かりやすくするために、私なりに考えてみたものになります。
▼noteでも記事にしてます

十二運というのは、
「自分が持つ才能をどういった力具合で発揮すればいいのか?」
「自分はどういう人物として生きることが求められているのか?

という、言ってみれば「自分の出方」みたいなものなんですね。なので、

自分にとって一番合っている才能発揮の仕方が十二運
自分が一番力を発揮できる才能発揮の仕方が十二運

という風に捉えて頂くと活用しやすいんじゃないかと思います。
なので、十二運というのは、仕事で例えると、自分に合った職場環境や人間関係というイメージになります。

才能の中身は通変星だけど、才能のカタチは十二運、というイメージですね。

思いだとか、やりたいことは通変星なんですけど、じゃあ、どうやってその思いを実現すればいいかって言ったら、自分が持つ十二運の星らしい実現の仕方をするのが、自分にとって一番ベストというわけなんですね。



ではここで、通変星と十二運の応用についても少し触れておこうと思います。これはなかなか難しくて、もしかしたら上級者向けになるかもしれませんので、自分にあったペースで星を活用して頂きたいのですが、

自分にとっての唯一無二の才能発揮


というものがどんなものかと言ったら、まさにここで説明したみたいに、十二運に支えられたカタチで通変星の才能を発揮することなんですね。

もちろん、初めてのうちは、通変星だけ意識してみる、十二運だけ意識してみるっていう使い方で全然OKで、まずは、そもそもの星単体の使い方を自分なりに習得する、というのが大事だと思うので。というか、単体で星が使えるだけでも全然凄いことだと思います。

もっとこう、オリジナルというか、自分にとっての唯一無二の才能発揮について考えてみたいなって思ったときは、「十二運に支えられたカタチで通変星の才能を発揮する」というのをぜひ考えてみて欲しいなって思います。

この時、ナナメの星で組み合わせるのではなく、縦同士の星(同じ柱同士の星)で組み合わせると、より活用しやすいかと思います。

こんな感じで


通変星と十二運の組み合わせっていうのも、日干だったり、他の要素によって若干使い方のニュアンスが変わってきたりするんですけど、そこまで気にしようと思ったらなかなか大変なので、まずは、星単体の使い方を自分なりに習得してみる。
で、もうちょっと応用してみたいなって思ったら、通変星と十二運を組み合わせて発揮してみると、自分の命式の活用の仕方に、より深みが出てくると思います。

こんな感じで、通変星と十二運というのは、似ているようで使い方としては結構異なるんですね。

10種類存在する中で与えられた自分の通変星
12種類存在する中で与えられた自分の十二運

これらを上手く組みあせて、試行錯誤しながら発揮していくことが、唯一無二の才能発揮の近道なんだろうなぁと私は思っているので、少しでも、今回の投稿がみなさんの学びや、唯一無二の才能発揮のヒントになれば嬉しいです。

では!



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