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【その1】陰占と陽占の違い


こんにちは!石浦ミケです。

今回は命式の読み取り方ということで、
命式の陰占と陽占の違いについて、私なりに説明しようと思います。

陰占と陽占って何かって言ったら、
命式を出した時の以下の部分のことを言っています。

陰占と陽占の違いって、
「無意識と有意識」という風に説明されることが多いように感じます。
学び始めのころ、私はイマイチぴんときていませんでした(笑)
色んな説明でだいだい取り上げられるのは陽占の方だと思うのですが、
陽占ばかりフューチャーされるのにはちゃんと理由があるんです。
そこについても、今回説明しようと思います。


では、さっそくですが
陰占と陽占とは何を表すものなのか?と簡単に言ったら
陰占:環境
陽占:才能 
という風に個人的には捉えています。

【陰占】
まず陰占から説明していきますね。
陰占っていうのは、
自分が身を置くべき環境というものが示されています。
言ってみれば陰占は、人生の完成形みたいなもので、
あくまでも自分という人間の外側、形が示されているものなんですね。
・自分のことをよく知らない他人
・自分の中身を知らない人
が自分を見たら、自分の外側である陰占の姿の印象を受けるものです。

陰占にある日干(黄色マーク)は、有名なのでご存知の方多いと思いますが、日干っていうのは自分を表しています。言ってみれば命式の主人公ですね。
なので、日干以外の要素は全部
・自分の周りにいる人
・自分が身を置く環境
を示しているんですね。
自分の人生で縁がある人はどういう人なのか
どういう環境に自分は身を置くべきなのか
というものが示されているが陰占なんですね。

陰占っていうのは
確かに無意識の世界で自分じゃ自覚できないものです。
だけど、こういう自分じゃ自覚できない内容を知ることができるのが
占い良さだなと私は思っていて、
自分の姿、自分の人生を客観視して見ることができるのが、
陰占を知る醍醐味だなぁと思いますね。



【陽占】
では、次に陽占です。
陽占は、自分が持っている才能を表しています。
ここで、陽占ばかりフューチャーされる理由なのですが、
なぜ陽占ばかり取り上げられるのかと言うと、
陽占は自分で自覚できる才能や本能の世界だからです。
というのも、
陽占の星は全て、自分という日干の存在を通って出てくるもので、
「自分を一度介しているから自覚できる」ということなんです。
(詳しくは動画をご視聴ください)

なので、
説明を聞いたときに陰占よりも陽占の方が
理解しやすい、納得しやすい、しっくりくる感じがあると思います。
自覚できるものなので、活用がしやすい。
だからよく取り上げられるのかなって思います。

陽占っていうのは、才能だとか、自分の本能、
要するに、自分の意識が向くものが示されていて、
言ってみれば、「自分がどうしたいか」が表れているものなんです。
いわゆる自分の幸せ、満足っていうのは、
陽占の星を消化した先にあるものなんです。


ということで、
陰占と陽占の違いについて私なりの解釈を説明させて頂きました。

ここで大事なこと!!!!!!!
それは、陰占と陽占の応用です。

陽占に示された自分の才能を
陰占に示された環境で発揮する

これが、最高の形だなと私は思っていて、
この陰占と陽占をミックスして活用することが、
「自分としての完全体を実現する」
ということに繋がるんじゃないかなって思いますね。

少しでも、皆さんの学びや、何かのヒントになれば幸いです。


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