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【ピアノ指導法8】こんなテキスト使っています。(ピアノひけるよ!シリーズ)

橋本晃一さん著の「ピアノひけるよ!」シリーズです。

ピアノひけるよ!ジュニア


しってるきょくでどんどんひける ピアノひけるよ!ジュニア(1) [楽譜]


「中央ド・ポジション」に入る前に黒鍵に触れることができます。

右手と左手がバランス良く出てきます。
例えば、右手のドとれを弾いた後すぐに左手のドとシの音が出てくるので、同じ時期に両手ともに1、2の指を体験できます。

また、みんながよく知っている曲が収録されているので、演奏した時の満足度も高いです。

以前も書きましたが、小さな子どもは知っている曲が出てくると、喜んで歌ったり弾いたりします。
なので、なじみの深い曲が入っているのは導入がしやすいでしょう。

伴奏(連弾パート)は、主要三和音を中心としたシンプルなものです。
「こぎつねこんこん」や「ふしぎなポケット」など昔から知られている曲なので、奇をてらった様なハーモニーは出てきません。
それを良しとするか否かは、副教材や、指導方針によって変わってくるでしょう。

私の場合は、T-S-Dの基本的なハーモニー感をしっかり感じとり、演奏できるようにしたいのと、まだそこまでは弾けないけど、より複雑で豊かなハーモニーも聴いて味わってほしいので、他のテキストと併用しています。

絵柄はとてもかわいらしく楽譜もすっきりとして見やすいです。

アメリカの教材に、説明の文字が細々と書かれているものが多いような気がしますが、見にくいなーと思ってしまいます。

「ピアノひけるよ」シリーズは、子どもの目にもやさしく、読譜も楽しくできます。

「ジュニア」の3冊が終わった後には「シニア」が3冊あります。
全部終了するとブルグミュラー25の練習曲に入れます。

ピアノひけるよ!シニア


ピアノひけるよ! シニア 1 [楽譜]

ワークブックやテクニックの本もあります。


ピアノひけるよ! ワークブック 1 かいておぼえておんぷがよめる [楽譜]


ピアノひけるよ! はじめのテクニック まいにちひいてゆびをきたえる [楽譜]



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