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夫入院にまつわる諸々 -事務処理多過ぎ問題①-

タイトルの通り、事務処理が多過ぎる。
たぶん一生のうちで
全員が経験するわけではないと思うんだが、
夫の病状で不安いっぱいな時であっても、
頭の中はある程度クリアにしておかなければならない。
いまになって思うと、
よく頑張ったな、私!
と褒めてあげたいくらいだ。
同じようなことで思い悩んでいる方がいるかもしれないので、
ここに書いてまとめておく。

一番の問題はお金!キッパリ!
今でも完全に不安は拭えない。
ほんと、いろいろとお金はかかる。
でも、なるようにしかならんので、
(余計なことをぐるぐる考えてもメンタル落ちるだけ)
自分の出来ることを着実にこなしつつ、
情報の収集は整理しキチンと行う。

幸運というべきか、
私は7月1日から無職であった。
(夫が倒れたのは7/25)
夫の面会に毎日通っても大丈夫だったし、
各種手続きのため役所に自由に行ける余裕があった。
ハローワークで
私、働かないといけないんです!と相談したら、
落ち着いてゆっくり探しても大丈夫ですよと言われた。
そして夫が入院している病院のソーシャルワーカーさんから
社会保険の傷病手当というものの存在を教えてもらう。
(FPの勉強してるときに知ったはずなんだけど…)
焦ってバカなことしないで済んだのは
ハローワークの相談員の方と、
病院のソーシャルワーカーさんのおかげだと思っている。

そして助けてくれる人もいれば、
クールな事務的対応でメンタルを削いでくる人々もいる。
今回は住宅ローンの団体信用生命保険について話してみたい。

まずは住宅ローンの団信(団体信用生命保険)
現宅のリフォームの際に借り換えを行ってるのだが、
その際に入った団信の基本保障では
高度障害と死亡の保証しかなかった。
そのため銀行の担当部署に電話で確認したのだが、
もし障害が残っている場合であっても
今後治癒する見込みがない状態ではないとローン返済は免除されない。
「支払いが出来なくて、売却して賃貸に移られるかたもいらっしゃいますよ」
銀行の電話口の担当者は、良心的な提案をしているつもりかもしれないが、
夫の病状の改善を望んでいる私には
( ゚Д゚)ハァ?
ってな感じだった。

住宅ローンのサイトなどで団信をググってみると、
三大疾病やガン、失業などにも対応できるものもあるようだが、
そこは住宅ローンの金利自体が他よりも高い。
(住宅ローンは高額の借り入れなので、0.1%高いだけでも支払総額にかなりの差が出る)
だいたいは基本の保障にオプションとして追加する形が多く、
住宅ローンを申し込み時点で優先するのは、
おそらく
住宅ローン支払総額 > 団信保険オプション
となるだろうなと思った。

でもまぁ、
これって必要なの?と疑問に思っていた生命保険、
今回役に立ってます!
掛け捨ての医療保険ですね。
あまりにも長い間掛け捨てし続けていたので、
解約も頭を過ってました。
やめないで良かったw
病院に診断書の作成をお願いして
(有料だし、2週間くらいかかる)
その診断書と一緒に給付金の請求書等を郵送すると、
一週間もかからずに口座に給付金が振り込まれる。
高額な生命保険は必要ないと思うが、
最低限の医療保険は必要だと思います。
何故なら、公的な給付金は入金までけっこう時間がかかるので。
預貯金がたくさんあるならば大丈夫かもしれないけど。

次回、
「社会保険などの公的な事務処理」
について書きたいと思います。

事務処理問題、続く…

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