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昇格試験の論文添削を頼まれた!論理的な思考と文章の書き方とは?
今日は私の会社で行われている昇格試験の話をしようと思います。
毎年秋に昇格試験があり、そこでは「論文」という、誰もが毛嫌いする試験もあるんです!
私もかなり勉強をして何とか受かったのですが、論文は毎年お題が与えられ、それに関して、自分の業務においての考え方、仕事の進め方、などを書いていきます。
私が論文の勉強をしていたときは、上司にも相談し、徹底的に「論理的な文章」を教え込まれたので、最近では、同僚に「添削して~」と頼まれる時があります。
同僚の論文を読んだんだけど…
先月、「論文のお題をxxxと仮定して、論文を書いてみたので見てください!」と頼まれたので見てみました。
実際に論文を採点する人たちも、5分で読んでジャッジすると聞いています。なので、私も、その同僚の業務内容を知らない人として客観的に読みました。
でも、でも~… たとえ客観的に読まなくっても~
「全くわからなーい!!!読むのに、こっちが考えさせられる~~~~!!!えーこれじゃあ受からないよ~~」が、正直な感想!!
何が問題点なのか???
まず、一番の問題点は、「論理的じゃない文章」だという事です!
論理的って、言葉は難しいように聞こえるけども、つまりは、「言っていることが、筋道が通っていて矛盾がない」こと。
なので、「彼女の書いている論文の説明が理解できない」という私の感想は、つまり、矛盾が多く、納得とか説得できる文章になっていない!というもの。
具体例をいうと…
例えば、「品質を向上させるとは、私の業務においては、課業をきちんと行うという事です」
???どういう事?
課業=自分の仕事 を行うのは当たり前じゃん!業務を行う=品質を向上させるではないよね???
「品質を向上させるとは、私の業務においては、期日までに正確な数で発注することです。そのために、私は、カレンダー機能を使い、期日が来る前に発注数を算出し、ミスを削減するためにダブルチェックを行っています。」だったらわかるんだけどなー
とか、
「品質を向上させるには、私の業務において工夫しながら業務を行っている。例えば、会議の際は、議事録をとる。。。」
う~ん、これもな~ですよね?
会議で議事録をとるのは当たり前の業務!工夫と言っているのでさぞかし人とは違うことをしているのかと思って期待したんだけど…
アドバイスとしては、まずは、「自分の業務における品質を向上させる」とは何なのか?の定義が必要。それも、誰もが納得するような定義でなくてはダメ!
そして、そのために、何を行っているのか?そして、具体例は??
工夫をしていると言いたいのなら、普通の人がやらないようなどんな工夫をしているのか?それを説明できれば、採点者も「お、積極的に動いていて上に立つ人間だな!」と思ってくれるはず!
とっても、勉強になった「やまたく」さんの教え!
ちょうど、論文添削を頼まれたころ、会社主催のライティングセミナーがありました!
山口拓郎(やまたく)さんというとってもわかりやすいライティングの先生のセミナーがあると聞いたので、論文の参考に同僚にもセミナーを受けるように伝えました!
やまたくさんのアドバイスは、
最初に、文章全体のこれから言わんとする概略を伝える。
たとえば、これから3つのことを説明しますなどいえば、読み手も今どのあたりにいるんだなとわかりやすい。
そして、その3つのことを説明するのにも、最初に「結論→詳細(なぜ?)→具体例」を書けば、読み手にわかりやすく、なおかつ具体例で説得力が増す文章になる。
うわ~なんてわかりやすい説明!これを聞いた同僚も次の日には、かなり納得したようで、論文書き直します!具体例も考えて書いてみます!と。
私が説明するより、やっぱりライティングのプロの説明のほうがとって~~~も伝わりやすく、まさにグッドタイミングでした!
論文の参考になるやまたくさんの本を厳選してご紹介します!参考にしてみて下さいね♪
論文試験は、まだこれからです。
まだまだ頭を抱えて悩んでいる同僚ですが、論理的な文章を理解して頑張ってもらいたいです!
陰ながら応援してまーす^^