私が子供と工作をする理由
私は4歳になる長女と工作をするのがとても好きだ。廃材遊び、絵の具、粘土、興味を持ったものはなんでもやりたい。
最近も梅雨を連想する工作を楽しみ、作品は子供部屋に飾ってある。
■紫陽花アートをする様子
そんな日常の様子をインスタグラムで投稿すると、家でこんなに工作させてるのすごい!!と有難い言葉をもらうことが多い。
そんな時に私が思うことをつらつらとまとめてみた。
なぜ工作作りをするのか?
その問いに対しての答えは「私が子供と工作するのが好きだから」である。
もちろん取り組んでいることが知育に繋がったら良いなという想いは少なからずあるが、根底にあるのは「私が好きだから」という気持ち。
(だからといって、もちろん娘に工作することを無理強いはしない。やりたくないと言えばそこはすんなり引き下がる。)
私が伝えたいのは、親がやりたくないことや苦手なことを無理してまでやる必要はないんじゃないか、ということ。
例えば、私は子供の英語教育に今現在そんなに興味がない。
周りと比べたらやはり早めから取り組むべきかな?とたまに頭によぎるが、私が興味のないことを無理矢理やったとしても子供はきっと楽しくないと思う。
もし未就学児のうちに英語をはじめるなら、それは私も英語を学びたい!と思えた時だと思う。
そんなことでは子供の可能性を奪うのでは?という意見もあるかもしれない。
でも、例えば大学で外国語を専攻してる人がみんな幼い頃から英語に触れていたかというとそうではないだろうし、最後は自分の人生の中で「これが好き!」「やってみたい!」というものを子供自身で見つけて極めていく力が必要なのだと思う。
私が娘のためにできること
自分のやりたいことを見つける力をつけてもらうために、今私が娘たちにできること。
それは、親子がともに心から楽しい!と思える時間をできるだけ多く過ごすこと。
SNSで流れてくる情報に影響され、自分も子供のために◯◯やらなきゃ!と思い詰めて頑張りすぎている人がいたらそんな事は必要ないと私は伝えたい。
自分の好きなジャンルで、親子で同じ時間を過ごせたらそれでいいじゃん!と思う。
こちらが思っている以上に、親が楽しんで取り組んでいるかということを子供はよく見ているし、親が笑ったり喜んでくれることを幸せだと思ってくれる可愛い頃だ。
もっと子供たちが年齢を重ねて、教育という視点で考えたらまた変わってくる部分はあると思うけれど、未就学児のうちは親が楽しめるジャンルのものを子供と一緒に楽しんで取り組めたらその内容はなんでもいいというのが私の考え。
それなら、何故インスタグラムで投稿するの?
それは、私自身がインスタグラムという世界で好きな工作についてニッチに語り合えるのが楽しいからだ。
そして、やっぱり褒めてもらうと嬉しいからという単純な理由。作った作品を見て素敵だねと言われることは誰も褒めてくれない育児に対する承認欲求を満たしてくれるという私のわがままだ。
なので、根底にそんな想いがあるからこそ娘にはいつも工作に付き合ってくれてありがとうくらいの気持ちで取り組んでいる。
そうなると汚されてもあまり気にならないから不思議。
SNSで勝手にセグメントされ流れてくる情報は、無意識に人と自分を比べさせる。
でも、無理してまでやりたくないことを子供とするより、ママのやりたい!を何よりも優先して楽しい時間を過ごせる親子が増えたら良いなと心から思う。
◾️私のインスタグラムはこちら