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中上級者向け?【谷川岳・馬蹄形縦走】登山レポ

もうだいぶ経ってしまいましたが、2022/9/11に谷川岳の馬蹄形縦走に行ってきました。
去年初めてやって以来、1年ぶり2回目の馬蹄形!

馬蹄形とは


馬蹄形を描くように山々を周回するコースで、今回の谷川岳以外の山岳にも馬蹄形と呼ばれるコースはあるらしい。(今年初めて知りましたw)
私が行ったのは日本百名山の谷川岳の馬蹄形縦走。
谷川岳の一番標高の高いところでも2000m弱だけど、テクニカルなアップダウンや岩場や鎖場、稜線も盛り沢山で、中上級者向きと言われているらしい。

装備


天気を何度も確認して、この日は快晴。雨もほぼほぼ降らないでしょう。ということで、夏山の装備で。
長袖ランシャツ、ショート丈ランパン、ザック(6ℓ)、ヘッドバンド、サングラス、グローブ。ザックの中にはいつものレイン上、救急セット、コイン、水分1.5ℓ、おにぎり4つ、ジェル4つ、アミノ酸。

天気予報的に暑そうだったのでミドルレイヤーは省きましたが、レインは携行。どんな低山で暑い予報でも、レインは必ず持つようにしてます。割と気軽にレイン省く人多いけど、私は「単独行遭難」という本を読んで以来、いつでも絶対持った方がいい派になりました。。。低い山でなんでもない天気の日でも、何が起こるかわからない…
ジェルや補給も然り。足りなくなるのは怖いので1時間にひとつ計算で余分に持ちます。


反時計回りでスタート!


朝4時にスタート!

真っ暗の中スタート

もちろん夜明け前なので、真っ暗。私はまさかのヘッドライトを忘れてしまったのが失敗。。他の人たちが持ってきてたから、私は真ん中を歩かせてもらいました。今度から気をつけないと、、、

白毛門からスタートして、
~笠ヶ岳~朝日岳~ジャンクションピーク~清水峠~七つ小屋山~蓬峠~武能岳~茂倉岳~一ノ倉岳~オキの耳~トマの耳~肩の小屋
と縦走。

朝日岳で水場があるのでお水を補給。時期によっては枯れてることもあるらしいけど、この日はちゃんと水が流れててよかった◎

蓬峠まででもそこそこ消耗するけど、そこからの武能岳までがギュンギュン上り…それが終わったら、とにかく長い、茂倉岳までのダラダラ上り…

この二つがボス山みたいな感じできついんだけど、私的には序盤の白毛門~笠ヶ岳の樹木帯の方が妙にきつかった〜汗
二日酔い&動き始めなのもあるし、地味に急登なのです。

けど、夜明け前からスタートしたおかげで途中で朝日&雲海が見られたり

お天気最高です
綺麗な稜線
絵になるなーー
不思議な雲、湖みたい
神秘的!

天気がとにかく最高で、稜線もたっぷり堪能。
そして日焼けもたっぷり。ヘッドバンドで行ってしまったおかげで、おでこが激烈日焼け。ツバのあるキャップを激しくお勧めします…

あと、時期によっては藪漕ぎしなければいけないので、草負けしやすい人は半パンじゃなくてロングタイツ履いてる方がいいかも。
肩の小屋ついても暑いくらいで、一度もレイン羽織ることもなかったです◎


白毛門からの反時計回りは、最後の方に肩の小屋につくので、ここでビール休憩。

これがないと酒婦は頑張れない!

ちょこっと休憩したら、西黒尾根から下山。

西黒尾根は日本三大急登の一つなので、下りもかなりテクニカル。お酒も飲んでるし、疲れも出てきているのでとにかく安全第一で降ります。


26km D +2741m MT10時間29分


距離や累積の数字以上に、ガッツリ疲労!前日にスピード練習してたり、1週間前は佐渡トライアスロンに出ていたので疲労も残っていたからかも。

けどこれを去年は8時間ちょいでやっていたらしい…
どんだけ仕上がってたんだ、私!笑

左が今年、右が去年

谷川岳は何気に8回目くらい。
群馬県なのでサクッといけて、標高はそんなに高くないけどしっかり綺麗な景色や稜線も堪能できるし、子供や年配の方はロープウェイも利用して登れるので、良い山だな〜。

ただ、死者数は何気に世界一の山。
天気や装備は最大限気をつけて登らせていただいてます…


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