推しに花を贈った話-2

1の続きです。1はこちらから

さて、はなしごとさんからメールが返ってきたわけですが。

はなしごとさん
「今なに、須賀様ゲスト出演ですね。
かしこまりました、お任せください。」

流石はなしごとさん、
送り先、把握しているーーーー!
千葉さん宛のお花やその前の瀬戸啓太さんのお花もはなしごとさんのお花があったので後から考えればそりゃそうかって感じなのですが、送り先に最適なお花のサイズ(スタジオ配信のため卓上アレンジメントになることなど)も把握してました。ありがたすぎる。

今回私が完全素人で初めてだったこともあり、段取りのことなども最初に説明をしてくださりました。
流れとしては

1.はなしごとさんと大枠の方向性を見出す(配色とかデザインとか)
2.はなしごとさんが製作担当を決めてくれるので、お花屋さんと詳細な打ち合わせをする
3.オーダーメイドのため詳細打ち合わせ後最終価格が決まる(予算はもちろん伝えた上でその範囲内で提案してくれます。)

こんな感じ。わかりやすい(はなしごとさんの説明が)。

その中で、お祝い花は「想いを形にしたもの」であり、花材を多種使ってお花のみで表情を作ったり、演者さんの好きなものや出演していた演目に沿った資材を使うなど制限なく考えることが花贈りの醍醐味ですよと言ってださり、例として作品を何作品か見させて頂いたのですがそのどれも特徴的ですごい…!となってました。(詳しくははなしごとさんのHP見てみてね!)

私の中のお祝い花と言うとどうしてもスタンド花やバルーンいっぱいなイメージが強かったのでこんなに自由なんだ…!と感動した記憶があります。


さて、そんなメールを頂いたので早速返信。
そこから1の大枠の方向性を決めるやりとりが始まりました。

今回私はお二人が出演している作品モチーフにしたいなあと思ったので第五舞台か、黒と白にするかで悩んだんですけど、折角だしこれからの作品への期待も込めて黒と白モチーフに。

メールの内容としては

・2人の演じるキャラクターがどんなキャラクターか
・キャラクターや作品のイメージカラー(黒や紫/白や赤)
・次の舞台をわかりやすく喚起出来る印象的な形や小物などがあると良いかもというアドバイスをもらったので、黒や白の羽根、2人がつけているシルバーのピアス

などを伝えました。

私の発想の乏しさがバレる!!!!
そしてそれをいいですね!と言ってくださるはなしごとさん…ありがたい…優しい…


そんなやりとりをしつつ、次の日のお昼に担当が決定しましたよメール。
今回の担当は「SnowFairy」さん。
はなしばいの「ご主人様、盲いるほどの愛を」や、五十嵐啓輔さん、千葉瑞己さんの写真集も担当したお花屋さんとのこと。
(直接関係ないけどご主人様盲愛はいいぞ。背後に気をつけて見るんだ)

ここからは花屋さんと直接のやりとりになって、はなしごとさんは裏方に回ってくださり、お花の画像を貰うまで直接のやり取りは一旦お別れ。

そしてはなしごとさんからの担当決定のメールが送られた少し後にSnowFairyさんからもメールが来ました。

内容としては打ち合わせはメールでのやりとりにするか、電話にするかという内容だったのですがいかんせん私が不定期休みの社会人のためメールでお願いしました。

さてここから詳細な打ち合わせが始まるのですがやりとりとしては

・デザインをどうするか(黒と白のお花だとこんな感じになるという例を出してもらったり、羽根とかはお花の間に入れるかなど)
・パネル(名前書くやつ)はオリジナルにする場合A4かハガキサイズのJPGかPDFで。
・シルバーのイメージは花弁につけることが出来るラメにするか、アクセにするなら自分で用意する必要がある
・バルーンはつけるかどうか

などなど。
その辺りを決めつつ、全体像のイメージなども決めていきました。

全体像に関しては全体的に黒×白の花mixにするか、左右で黒×白にするか…羽根は黒い花の上に黒羽根、白い花の上に白羽根にするか、もしくは逆に黒い花の上に白羽根、白い花の上に黒羽根にするか…という提案だったのですが、イメージの舞台「黒と白」が黒天使と白天使に別れて基本的には相容れない感じのため左右デザインに。
そこに黒側に紫の花、白側に赤い花もお願いし、羽根も交わらないイメージであればそれぞれのカラーの花の上にその羽根が良いのでは?ということでそんな感じにしました。

使用したいお花のリクエストも出来ます。
※ただしもちろん使用するお花によっては金額は変わります。
なお今回は私はお任せしました(・ω<)☆
だってバラはこっちが言う前に先に使ってくれるって言ってくれたから…そしたらもうなんか私の乏しいセンスよりはプロに任せたほうが間違いないじゃん…

ちなみに私はブルースターが好きです。可愛い水色のお花です。花束としてはオレンジ系統の花束貰えると嬉しいです。あとガーベラやマリーゴールドやアネモネが好きです。花言葉由来です。オタクは一度は通るよね、花言葉。

そんなこんなで出演も正式決定し(木曜の正式決定まで確定を待ってくださりありがとうございました…)、お金も振り込み、お花の画像を待つのみとなったわけです。


そして、放送当日…仕事をなんとか定時ちょい過ぎまでに終わらせたいと決意をしつつ昼過ぎぐらいにはなしごとさんからお花出来ましたよ〜というメールが。

そして出来上がったお花がこちら…!


やばくないですか!?

黒いお花と紫色のお花の美とそれと対照的に白いお花と赤いお花の可憐さ…やば…語彙力は無い…
レヴィアタンの妖しげな美とラグエルのかっこ良さ&ちょっと可愛い感じじゃん…
※限界オタクの妄言

あまりにも最高すぎて全く関係ない職場の人に自慢しました。
お花の花弁にシルバーのラメが装飾されているのもすごく綺麗で私自身がこんな素敵なお花貰いたいよ…となってました。

ちなみに使用したお花なども教えてくれました。ダリアとかガーベラとかトルコキキョウとか。その辺りははなしごとさんのHPに掲載されてますので良ければ。

そして実際の放送ではたくさんのお花に囲まれる推しが無事に見れました。いやーすごかったですねあのお花の量。そして語彙力が死んだ紹介と須賀節・炸裂

番組自体もとても笑いました。あのワニの勝負の件は伝説だと思う。


さて、無事番組も終了し、こうして気持ちが高揚したまま深夜にnoteをまとめているわけです。

振り返ってみて、今回祝い花を贈るということを生まれて初めてしました。そもそも私にとって絶対こういう祝い花なんて無縁だと思ってました。てかこの界隈に堕ちてること自体2年前だったら考えられなかったからね。楽しいね。

花で想いを形にするって素敵なことだなあと思いました。お花自体好きだし。
花って元気も貰えるよね、あとその花やデザインに自分を想って贈ってもらえたんだと思うととても幸せになれるし。(推しがどう思うかはわからないけど、少なくとも私はそう思う)
私自身が卒業祝いとかでお花をもらったりした機会があったり(そのときもらった花束がオレンジ色でまとまっていて元気を貰えたのでそれ以来オレンジ色の花束が好き)、母や祖父が昔から花を育てるのが好きな人であり、祖母も花を見るのが好きな人だったので、私にとって花は割と身近な存在ではあったのですが、こうして依頼をしてやりとりをして、お花を贈る機会って初めてだったので。

お花っていいですね。
また今度こんな機会が来たら、是非花を贈りたいな。


何より美人な推しが綺麗な花に囲まれてるのっていいなと思ったからな!!!!!!!!!


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