「書くこと」も「描くこと」も嫌いかもしれない
そんなふうに思うことがしょっちゅうあります。
プロフィール欄に「「書くこと」と「描くこと」が好き」とか書いておいて何言ってんだってね。
最初に言っておきますが、嫌いじゃないです、大好きで仕方ないです。
文章を書くこと、ことばを紡ぐこと、絵を描くこと、が好きです。
とんでもない特技を持ってはいないけれど、「書くこと」「描くこと」だけは、ずっと、幼いころから好きで続けてきたこと。そして、そのことは誇りでもあります。
でも、どうしても「嫌いかも」なんて思うことがあるんですよね。
最近、「書く」ときと、「描く」ときの心の動きってほとんど同じだなって思うんです。
「このことばじゃないな」「この語尾じゃないな」と、
「この色じゃないな」「この塗り方じゃないな」は、一緒。
悩みながらことばを紡ぎ、えがきます。悩みゾーンに入って、筆が止まったときのことを私は「迷路」と呼んでいます。
「迷路」は苦しいんだけど、自分なりのゴールが見えれば楽しくて仕方がない。自分が「かく」に対する「好き」を実感するのはいつもこのとき。
「迷路」にいるときはあまりにも苦しいから、「書くこと」も「描くこと」も嫌いなんじゃないかって、軽率に錯覚する。こわい。気をつけて。
大丈夫、ちゃんと好きだよ。「かくこと」だけは手放さないでね。
っていう私のこころの備忘録。