山について考えてみる(絵画)
山は大地は盛り上がり、タネが芽吹き、木々になり、また実り繰り返す。
そこには自然のものだけではない、人の手が加わることもあります。
「山ってなんだろう?」
「山には何があるかな?」
シンプルな問いかけから、さまざまな答えを表現しています。
下は子供達の作品の一部です。
※制作中の子供たちが聞かせてくれた内容を下部に添え書きしてあります。
丸みのある優しい山肌に植物が溢れ
広葉樹の木々が赤や黄緑の実をつける
シトシトから
ザーザーと恵みの雨が降る
壁のような切り立った山
崖の背後から恐竜がのぞいている
ここは恐竜の住処
地面が盛り上がり山になる
土に植物が生え木々が広がる
やがて冬になり全部雪に覆われた
そこに台風の塊が降りてきた
ごつっとした四角い山
中央には規則正しく木々が並び
まるで誰かがこっそり植えたみたい
雪が降って全部かくれんぼ
もこもこ山に柔らかな葉っぱの木々たち
やがて実りそして冬
粉雪が舞い落ち全部を淡く包み込んだ
音楽を奏でるように木々たちが楽しげ
歌っているのかな?
踊っているのかな?
桃色の果実につられて
大きな鳥がやってきた
外で勢いよく描き切りました!
先生:「山の木はどうやって生えるの?」
生徒:「植林!」
山は人の手が加わり変化もします。
岐阜城と公園
赤いハシゴで隣の山に移動できます。
スポンジ、手のひら、足の裏。
体っぱい使って描き切りました。
頂上まではロープウェイで。
池から流れた水はやがて大きな川になりました。
スタンプを一回ずつ丁寧に。
カラフルな木がたくさん描けましたね。
ロープウェイはどこまで続いているのかな?
小川は木の実を運んで川に辿り着きました。
丁寧にスポンジスタンプを押して、指の木の実スタンプも全体にポンポンと。
可愛らしい小さなお山。
指先で伸ばした絵の具が綺麗なことに気がつきました。
小川の青と白のグラデーションが美しい。
「富士山描く!」前の週から計画。
山頂は雪景色。下の洞窟では楽しそうなおしゃべりが聞こえそう。
二人でお話ししながら、様々な表情の山。
【材料・道具】
ポスターカラー
水
スポンジローラー(手作り)
メラミンスポンジ(広葉樹、針葉樹型に形成、ひとり一種ずつ)
木々用の絵具を入れる容器(ひとり一皿)
土山用の絵具を入れるバット(4人一皿)
上質紙(厚口)
汚れ防止用に新聞紙、ビニールシートなど
養生テープ
画鋲
【導入】
山とは
何でできている?
どうやってできているのかな?
何がある?
知ってる山はある?
お話の中の山もあるよね
【ステップ】
1 スポンジローラーで土山を描く(黄色)
2 メラミンスポンジで、いろんな木々を生やす(スタンプ)
3 山に植物、生き物、季節などアイデアを自由に指を使って描き足していく
4 みんなで床拭き
(実施日:2021・7・20)
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