見出し画像

ほぼ1時間で作る 「バードカービング」


ねらい

「紙やすり」の扱いに慣れる
実際の小鳥の形や色彩に興味を持つ

生徒作品

材料・道具(一人分)

  • バルサ材 6×6×(厚さ)2.5センチ

  • アルミの針金 太さ1ミリ 25センチ

  • 紙やすり 100番(形状づくり用)

  • 紙やすり 240番(仕上げ磨き用)なくてもよい

  • 木工用ボンド

  • キリ

  • 着色道具(顔料系カラーマーカー、水彩絵の具セット)なくてもよい

  • 定規(下準備に使用)

  • のこぎり(下準備に使用)

  • ニッパー(下準備に使用)

  • ラジオペンチ(下準備に使用)


下準備

  • 針金で足を作っておく(子供には難易度が高い)

  • 木をのこぎりで鳥型に切っておく

  • 小鳥の資料を印刷し、ボードに貼る

全体の長さは25センチ。3センチで4つ折りにする
残りの針金を足先に向かって巻いていく
先端をニッパーで切る
鳥の足先のように形を整える
くちばしの先端になる場所は、絶対にやすりで削らないように印をつけておく
しるしを付けたところ

セッティング

中央の皿には練習用の木材とやすり。
右上は棒やすり、鉛筆、やすりを巻いて使うための木片(希望者のみ使用)
下には、やすりがけが終わった生徒が着色するための下敷き(クッキングシートが望ましい)


生徒が使う材料・道具
活動中に講師が使用する道具

制作

紙やすりで全体が滑らかになるよう意識してかける
低学年はやすりの扱いがわかればよい(ざらざらがあってもOK)
大きな刷毛や筆で粉を落とす
講師が足を取り付ける
キリで穴をあけたら、木工用ボンドを穴に1滴たらす
(バルサ材は柔らかいため一番緊張するところ)
足を差し込み自立できるように指を整える

着色(やりたい人だけ)

着色は無理強いしない。(高学年ほど飾ることを想定して、無着色やシンプルな着色を好む傾向がある)

顔料系のカラーマーカーを使用する場合は、足を付ける前でも良い。

水彩絵の具を使用する場合は足を付けてからのほうが乾燥させやすい。


教室の様子&反省会

活動の説明は話しながら現物を見せて行うが、基本の作り方や守らなくてはならない手順は大まかにホワイトボードに書き出している。

道具棚は活動環境によって違うため、これが正解ではない。
少人数で滞りなく行えるよう、試行錯誤を繰り返した今のベスト。

活動を終えて ざっくばらんな反省会。

ここから先は

424字 / 2画像

¥ 300

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは子供たちのアート活動に使用させていただきます。