トイレットペーパーで粘土を作る(4you)
4step and you(4you):フォーユー
4つの手順とアナタの発想で広がるアート体験。
暖かくなってきました。
水を触るのが、涼しくて心地の良い季節です。
そんな、初夏を迎える前に屋外で作れる創作をご紹介します。
材料
□トイレットペーパー 一人1個(その方が楽しい)
□水 (紙がほぐしやすい量、少ないよりも多い方がいい)
□ペースト状の洗濯糊 (児童用文具のでんぷんのりでもOK)
□絵の具 (色をつけたい人)
道具、準備
■タライやバケツ 一人ならバケツ、4人くらいならタライ(紙をほぐす)
■粘土板やトレー (個人で粘土をこねる、色を混ぜる)
■新聞紙 (乾燥させるために作品を置く)
■防水の敷物 (床に付着した粘土は剥がすの大変、あればで良い)
■排水溝ネット ストッキングタイプ(ドロドロの紙を絞る)
作り方
1:トイレットペーパーで遊ぶ。
投げたり、体に巻きつけたり。日頃やっちゃいけないことが出来るのってドキドキ。「この時だけは特別だよ」と伝えましょう。
2:集めて水をかけてほぐす。
試作のための実験写真です。
(左)水多め、(右)水少なめ
3:水を絞る。
排水溝ネットで絞ったり、手で絞ったりどちらでもOK。
共通して言えることは大人が仕上げに力一杯絞ってあげること。
4:洗濯糊を入れてこねる。
実験のためトイレットペーパーと同じ重さ分入れました。
目分量でいいのですが、洗濯糊は少ないよりも多い方がまとまりが良く、作りやすいです。
完成
売り物のような滑らかさを目指すのは正直、無理です。
洗濯糊を紙の繊維に浸透させるつもりで、しつこくこねましょう。やった分だけ滑らかになります。写真はついつい一人で楽しく、こね過ぎてしまいました。
子供と楽しく作るなら5分程度こねたら良しとしましょう。ダマは残りますが、独特の風合いがまたイイです。
繊細な形はできませんが、簡単な動物程度ならできます。
立体よりも反立体の方が安定しますが、試行錯誤を楽しんで作ってみてください。
固まるまでに時間がかかるので、のんびり作れますよ。
乾燥には水分が多いため1週間くらいかかります。
ときどき向きを変えながら風通しの良いところで気長に待ちましょう。
And you 自分だけのアイデアで創作を楽しみましょう。
(参考1)色をまぜる
(参考2)クッキー型を使ってみる。
(失敗例)粘土の上から押さえると縁がギザギザ。
(成功例)少量ずつ詰めていく。
(参考3)カップに詰めてみる。
空気が入らないように詰めると、乾燥後バラバラになりにくいです。
容器の底には空気穴を開けておきましょう。
詰めた粘土を出すときは、ひっくり返して軽くトントン机にあててみます。
それでも出ないときは空気穴に口をつけて息を吹き込みます。
それでもダメなら翌朝まで、ひっくり返しておいておけは乾燥の収縮で自然と外れると思います。(翌朝まで放置は実験していないため予想です)
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