CardWirth シナリオ感想32_にべお
にべおさん
バトルシナリオとして紹介して貰ったのが青い月。シリーズになっているシナリオが多く、続きが気になって仕方がない。メイリア調査団からの依頼は大好き。団長と隊長、(色っぽい)女団員など、名前も知らず顔も影絵なのに個性豊かで魅力的な人物に描けるのが凄い!
207、青い月(LV4~10)
一番最初に「青い月」を遊んだから、烈士での団長の態度を不思議に思ったが、時系列順だと「烈士」の直後に「青い月」となるので納得。烈士で多くの犠牲者を出したからこそ、なのだろう。
黙って待機する、もしくは耐え忍ぶとend2そして青い月は浮く。綺麗な光景を見ながら眠るように逝くのは、ある意味幸せなのではないだろうか。
おとぎ話の英雄になる冒険者が好きだ。だが、放電の爪を使わずに倒すのは、とても大変だった…。
274、捕食者は来たる(LV3~6)
冒険者パーティ2組共同で行われる狂暴化したゴブリン駆逐の依頼。キールとレイテの長年一緒に居るからこそ、軽口を叩ける関係は結構好き。
ドノン村長の「こう見えて元は冒険者でな。」という冗談は、元冒険者や傭兵が集まる村だけに屈強な者が多く、その中で自分は目立たない…とか、思っていたのだろうか?
ゴブリンを倒し「調査をする」の選択後の様子は伊礼さんの「ヒバリ村の救出劇」を思い出した。生き残っていたゴブリン達の恐怖心を想うと切ない。
大狼を友に持つ山神ミノタウルスは強い者しか狩らないと、山神の存在を匂わせつつも敵が山神ではないのは、すでに続編を意識していたのだろうか。
初回は山神を見たいという好奇心で残ったが、応援を呼びに行く方のED2犠牲は辛い。これはもう選べない。
290、宵闇の来訪者(LV1~3)
幽霊騎士を追い払う依頼。恐怖でも金でも人を縛れなくなってしまったズルク卿が哀れにも思えるシナリオ。
デュラハンが自然発生したというよりも、故意にズルク卿にけしかけたのではないか、と疑ってしまう。ノルディア家の狡猾さが印象に強く残った。
291、悪徳なる巨人(LV4~8)
貴族暗殺の依頼。END分岐が多く、どのルートを選んでも楽しめる。獲得したクーポンは後にどう関係するのか、気になって仕方がない。
「戦う」を選ぶとレベル11のガンドールとの戦闘になる。状態異常もデバフも効かないが、暴露は可。斬ると「ガンドールを討ちし者」のクーポンとガンドールの剣が貰える。見逃すと「ガンドールを討ちし者」に加えて「真なる巨人」のクーポンがつく。
「逃走」を選ぶと死霊術師(本人ではない)に襲われる。
「降伏する」を選ぶと「売られた命」のクーポンがつく。
「裏切る」はパーティー全員が悪役を所持していないと選択できない。一人だけ悪役を持っていても、仲間がいると裏切れないのか。このルートは冒険者のヴォーク、トピレック、ケタンと戦闘になる。トピレックが元は魔術が使えるコソ泥でケタンに拾われたとか暴露で見れるのが切ない。降伏するED3よりも裏切るED4の終わり方が好きだ。「ガンドールの猟犬」というクーポンがつく。
294、烈士(LV5~7)
このシナリオがメイリア調査団が初登場になるのだろうか。リビングアーマー討伐依頼。
信頼できる冒険者達の、彼らが「悪徳なる巨人」で登場したヴォーク、トピレック、ケタンの3人で、彼女が「宵闇の来訪者」で登場したクリスの妻のアストラエアなのだろう。ケタン達が退き際をわきまえている事を強調しているかのようだ。雇われた5組の冒険者達は先の4人に及ばない実力だったという事か。
烈士→烈士隊→宝玉の魔と続く。
一騎打ちで死合をするとより楽しめる作りになっている。「死合う者」のクーポンを獲得。
297、流星は滴る汗の如く(LV4~)
あのシリアスで綺麗な青い月を、こんなに崩して良いのか!?と思ってしまうシナリオ。
依頼者であるはずの団長が開口一番に「この依頼受けるの、止めません?」というのがとても好き。困惑気味な団長や隊長を目の前にして、普通に接している冒険者達が面白い。
隊長には烈士では会っていないので、青い月以来の遭遇になるのか。御伽話の英雄に会ったと喜んでいたのに、その英雄にトンチキの疑いが出て素直に喜べなくなった隊長の心情を想うと気の毒な気もしてくる。唯一ノリノリの女隊員の存在感。
「これぞ祭りであると確信した」を選択すると報告書は女隊員が記載し、「急に冷静になった」を選択すると報告書は隊長が記載する事になる。
298、枠のなか〔22〕(LV6~8)
闘技場での八百長依頼。
一回戦目は賭博で負け借金が返せない一般市民。何度も遊ぶと微妙に対戦相手や顔ぶれが変わっていた。
二回戦目は捕食者は来たるで共闘したレイテ。胡散臭いオルフェンに嫁にしたくないタイプとかと言われて可哀相。キール達を置いて一人で闘技大会に出るとは行動的な女性だ。
三回戦目は悪徳なる巨人でルートによっては一緒に逃げたり戦ったりするケタン。
最終戦はオルフェンの依頼を遂行する事を選ぶとそのまま終わってしまうので、ウルフの挑戦を受けて立つ方が楽しめる。勝つと「モールデン闘技大会優勝者」のクーポンがつく。
299、烈士隊(LV6~8)
烈士隊を調査するタカミツの護衛依頼。流星は滴る汗の如くの依頼をなかった事にする団長。
烈士で倒したリビングアーマーや、烈士隊が守っていた龍の姫、黒槍王など情報が少しずつ見えてくるのが楽しい。黒槍王を倒したのが楼蘭なのだろうか?
単身で挑むと戦闘は厳しいが、より詳しく内情を知る事ができる。「烈士を継ぐ者」のクーポンを獲得。
300、愛満ちる大花(LV1~10)
導入が切なくてメイリア調査団の団員数や属する団員達の入団動機が気になる。このシナリオで犠牲になった調査団員は5人。烈士でも犠牲者を出しているし、調査団はどれほどの規模なのだろうか。
宵闇の来訪者で登場するノルディア家が薬草売りからのし上がって貴族になった事を知れる「賢樹の薬液」を団員が持っている事で、アストラエアが冒険者としてだけなく、ノルディア家の妻としてもメイリア調査団と懇意にしているのが想像できる。いや、もしかするとメイリア調査団がノルディア家と懇意にしていて、アストラエアとクリスが出逢うきっかけになったのだろうか?
冒険者とアストラエアが面識がないので、宵闇の来訪者はこのシナリオより後の時間軸になるようだ。
そのまま帰るとED3。花を排除するとED2。彼女を排除するとED1。花を回収し選んだ冒険者に「大花に愛されたもの」のクーポンがつく。
ED1を回収するためのバトルはかなり辛いので、焼いたらどうなるのか、渡したらどうなるのかが気になっても中々試せない…。
301、略奪者たち(LV3~5)
開拓団の護衛の依頼。コリン村経由で現地に向かうため、捕食者は来たるを先に遊んでいると、ドノン村長やレイテ達との会話を楽しめる。
ベックスとガムロンの見た目のやり取りは微笑ましい。
何でも料理したいジェフと何でも食べてみたいテイストと何でも食べるような名前をしているハグリーとペコの個性的なパーティーが好き。
避難民の護衛を選択すると、コリントオーク4体×2回の戦闘となる。
殿を請け負うを選択すると、コマンドオーク1体+コリントオーク6体(時間をかけると+4体)との戦闘。一緒に戦うジェフの技能が気になる…。
指揮官を獲るを選択すると、コリントオーク3体×コマンドオーク1体+コリントオーク6体との戦闘。オークが取引している「あいつら」の存在は後に明かされるのだろうか。
殿を請け負うか指揮官を獲るを選択すると、ついに山神と対面できるのは嬉しい限りだ。
302、宝玉の魔(LV6~8)
烈士隊を単身で挑んだ時に出て来る情報が、シナリオの冒頭で再現される導入は嬉しい。前作で気になっていた楼蘭が毒で死んだの下りが、一朝の毒矢に射られたのだと知る事ができる。
銀那が歩き回れるなら、タカミツも祖先が…とかじゃなくて実は黄泉から戻って来た本人とかだったりしないかな?
タカミツから貰える「秘伝の丹薬」の解説をみると、犬のように純粋な烈士が銀那になるのだろうか。愛満ちる大花でノルディア家が薬売りからのし上がった貴族と知ったけれど、実はタカミツもノルディア家の一員だったりしないだろうか。どう考えても調査ばかりしているのに金払いが良すぎて、バックに貴族がついているとしか思えない。
単身で挑むと冒険者を楼蘭ではないと瞬時に判断する一朝の楼蘭への執着心が描かれる。この執着は好敵手という関係にしては重い気がする。「修羅を継ぐ者」のクーポンを獲得。
姫に何があったのかはエンドの古城で語られるのだろうか。続きのシナリオが待ち遠しい!
303、禍王の痣(LV4~6)
呪術に長けた王が居た古城調査の護衛依頼。
人の味を覚えたスライムに興味を持つとか、死亡フラグ持ちだとしか思えないのに…。色っぽい女団員と表現されるからには是非顔グラがみたい!
あばらの冠を壊すと白鍛冶スライムと「スライム使い」のクーポンを獲得。禍王の痣を倒すと、あばらの冠を渡すか獲得するかの二択となる。
団長に渡さないと「あばらの冠」と「災禍の後継」のクーポンを獲得。団長にあばらの冠を渡すと「天啓の雷」と「天啓を得た者」のクーポンを獲得。
このシナリオで書庫の女神(智知メイリア)という存在が登場する。書庫の女神と繋がろうとして失敗した賢王が禍王となった、なんて話を聞くと団長が心配になる。
天啓の雷を使える団長、かなり凄い人物なのではないだろうか。技能レベルが知りたいところだ。
304、怪物は誰か(LV4~6)
このシナリオは有翼人排除と石碑の怪物排除、どちらか一つを選ぶ。悪徳なる巨人で獲得したクーポンでより会話が楽しめる。悪徳なる巨人を通過した冒険者達がなぜガンドールの依頼を引き受けたのか、その光景を想像すると面白い。
このシナリオで魔術師のアリーサが登場する。悪徳なる巨人の死霊術師がクローゼなら、彼女の存在は何だろう?
ガンドールを討ちし者だけだと面識がないという扱いになるようだ。
ちなみに娘のダリアも強そう。ガンドール関連は、もうひとシナリオ来そうな気がする。ガンドールが全力で対策した怪物冒険者達とのバトルも興味がある。
最終的に「怪物」が「ガンドール」ではなくて「冒険者」になるのは何とも言えない。
【有翼人排除】
大まかに「話を伝えるか、戦闘になるか」。戦闘後は「全員倒すか、長だけ捕まえておくか」で会話が分岐する。
話を伝えると、戦闘なしで有翼人は全滅し「ED怪物は誰か」になる。
依頼の達成を優先し、長を捕えると「ED怪物は誰だ」になる。
「ガンドールの猟犬」のクーポンがあると「話を伝える」の後に、その後どうなる事になるか、「知っている」の選択肢を選ぶと「ED飼われし怪物」になる。この悪役冒険者像も嫌いじゃない。
「真なる巨人」のクーポンがあると「話を伝える」の後に「釘を刺した」を選ぶと有翼人を助ける事ができる。どの選択をしても「ED自覚なき怪物」になるようだ。
【石碑の怪物排除】
亜竜を先に倒すと鱗人の勇者との戦闘になる。倒すと「竜炎の槍」の技能を入手でき、「鱗人の勇者を打倒せし者」のクーポンがつく。また、死体を漁って「鱗人の宝玉」を手に入れると「腐肉漁り」のマイナスクーポンがつく。マイナスクーポンが付くほど、良い物なのだろうか?
こちらのルートは「ED怪物は誰か」になる。
「真なる巨人」のクーポンがあると「ED怪物」になるようだ。また、「鱗人の勇者を打倒せし者」に加えて「怪物」のクーポンもつく。
305、雷鐘響くは狩人の夢(LV10)
演出が格好良いバトルシナリオ。
「物語として語られるのも悪くない」を選択すると「天を狩る者」と「うごめく雷鈴」を獲得。「あの戦いを知るのは己だけで良い」を選択すると「雷鈴」と「うごめく雷鈴」を獲得。
雷球を残したまま奏主を倒したらENDが変わるのかと思ったけれど、違ったので他のENDは不明のまま。
306、レッドウルフ(LV7~10)
メイリア調査団と真楡の機械塔からの潜入調査の依頼。ヴィクテイムというパトロンは初登場になる。真楡の機械塔が古代遺跡の発掘と対話できる異種との共存共栄を目的としているなんて、今後は塔からの依頼があってもおかしくなさそう。
枠のなかをクリアしているとウルフが登場し、合流すると敵にセンセイが追加される。勝つとウルフから1000SPと「狼牙」の技能が貰える。
レッドウルフを討滅すると「end1語られぬ英雄」になり、「語られぬ英雄」のクーポンを獲得。共に駆けるように並走すると、騎狼に加え、赤い騎狼とpossessionの付帯、「赤狼を受け継ぎし者」のクーポンを貰える。レッドウルフを見送ると騎狼に加え、「書庫の開門」の技能、「智慧の神に見つめられし者」のクーポンを貰える。
撤退を行うと「end2レッドウルフは消えず」になり、「蛮族の長を退けた者」のクーポンを獲得。
並走したときの「赤狼を受け継ぎし者」は何となく分かるけど、見送った時に貰える「智慧の神に見つめられし者」のクーポンは、なぜ貰えるのだろうか。智慧の神って智神メイリアの事だと思うのだが…。
307、君尻たたかれふことなかれ(LV1~10)
雷鐘響くは狩人の夢をパロディ化したシナリオ。にべおさんは幻想的で壮大なシナリオを作った後は、筋肉パロディ化せねばならない呪いにでもかかっているのだろうか。
尻鼓の奏主にケツを叩かれるシナリオ。雷鐘響くは狩人の夢では登場しなかった、メイリア調査団の隊長と女団員が登場してくれる。隊長が一番に犠牲者になっている事から、かなりのマッチョなのだろうと推測する。ただ、多くの犠牲者を考えるとメイリア調査団は意外にもマッチョな集団なのかもしれない。フィールドワークが基本だから、皆それなりに鍛えているのか。
それにしてもケツを叩いた時の点数は何で変わるのか気になる。
一人は必ず犠牲になり「デカケツ冒険者」のクーポンが付く。
尻鼓の奏主を倒すとend1で、幼生マッシュルム2個、「メイリア調査拳」の技能と付帯のケツオ、「筋肉茸を退けし者」のクーポンを獲得。ラストは団長達はいったい何(どんな存在)にケツを叩かれたのだろうか。
尻鼓の奏主に負けると3択になる。
自らが囮になるとend2。囮になった冒険者は「尻鼓」のクーポンがつく。
隊長を犠牲にしようとしても逃げられてしまう。なんと準備の良いことか。
女団員を犠牲にするとend4。必死で抵抗する女団員の哀れな様子を堪能できる。このルートでもなぜか「メイリア調査拳」の技能を貰える。
初戦で負けるとend3。全員に「尻鼓」のクーポンがつく。
308、別れ橋(LV5~7)
別れ橋の先にある祠の調査依頼。冒頭の若者もメイリア調査団の存在を知っていれば、犠牲にならずに済んだだろうに。
不安なだけで必要のない犠牲者を生み出すのは、やむを得ない事なのだろうか…と悲しくなるシナリオ。
元東方の民の影鬼は人と鬼との混血。隊長の武器が東方の物という描写があったけれど、関係あるのだろうか?
長い付き合いになるのだから、団長から心強い味方と評価されるのは素直に嬉しい。ラストはめでたしめでたし?「夜叉炎」の技能を貰える。
309、煙の巨人(LV6~10)
メイリア調査団からの調査隊の護衛依頼。悪徳なる巨人で獲得したクーポンで協力者クローゼの会話が変わると思われる。
魚人達が儀式を行い、人工的に青い月を作ろうとした理由は語られない。略奪者たちでオークと取引をしている存在を匂わせていたけれど、魚人も同じように取引していたとか、だろうか?
「共にそのまま馬車へと戻った」だと、ED2調査終了を回収。
「やる事があると告げた」だと、煙の巨人との戦闘になり、倒すとED1巨人の解放者を回収し、煙精召喚の技能と巨人の解放者のクーポンを獲得できる。手に入れた金剛精石をクローゼに渡すと3500SPを獲得し、喜ぶクローゼが見られるだけなので、断った方がお得かもしれない。
煙の巨人との戦闘では、かわいい小鳥、飼いませんか?で購入できるインコを連れていると沈黙解除してくれるので助かった。
310、油の主(LV1~3)
メイリア調査団からの調査護衛の依頼。
人身御供の描写に不吉な予感を抱いたのも束の間、若い女を生贄に求める神様に食われるけど安全??と混乱状態からの開始。
回収できる油の主の情報が、若い女を丸呑みして堪能して吐き出す、松明を投げつけられて引火しても「やんちゃ坊主」と言うだけ、生贄専用で用意された奴隷の少女を前に、村できちんと育てて村の一員にしてから生贄にするように村人に伝えたり、攻撃してきた野党も丸呑みして舐め回している、というもの。悪ではないし、懐は大きいけれど変態という神様。
村には悪徳なる巨人で登場するケタンとヴォークとトピレックが居る。「ガンドールの猟犬」のクーポンがあると、セリフが少し違うのは嬉しい。
村に居る若い女性がミンだけ、しかもミンは秀麗。それでも恋人の話が出て来ないのは、競争率が高すぎて男性皆で牽制し合っていたとしか考えられない。トピレックが高齢女性に声をかけて落ち込んでいたけれど、もしミンに声をかけていたら、村の男性陣から一斉に敵視されていたのではないだろうか。
神様を凝らしめる作戦として候補にあがるのが、実力行使、お色気作戦、生贄募集作戦。個人的にはお色気作戦が好き。推薦されて渋々やるのも、ノリノリで自分からやるのも良い。
戦闘せずに、仲間一人を生贄にするとEND3自分からべとべと冒険者を回収し、「油の主の生贄」のクーポンがつく。
戦闘をして「勝利と言っても過言ではないと己を納得させる」と、END4油の主を懲らしめた者を回収し「油の主を懲らしめた者」と「ノルディア家とアトガネ村を繋いだ」のクーポンがつく。
戦闘して負けると、END5べとべとでも冒険者を回収し、「油の主の生贄」のクーポンがつく。
「勝利ではないと否定する」と高難易度バトルに突入する。負けるとEND2武芸を奉納せし者を回収し、武芸を奉納せし者のクーポンがつく。勝つとEND1神の試練を乗り越えた者を回収し、「タニクグラの試練に打ち勝ちし者」のクーポンがつき、「薬魂召喚」の技能が貰える。宵闇の来訪者がクリア済だと「ノルディア家とアトガネ村を繋いだ」のクーポンがつくようだ。
今後のシナリオで「タニクグラの試練に打ち勝ちし者」と「ノルディア家とアトガネ村を繋いだ」がどう関わってくるのか楽しみだ。
312、コリントの人攫い(LV6~8)
行方不明事件の調査依頼と思いきや、待望のコリン村の続編。略奪者たちの依頼で開拓団も含めてコリン村で生活していたはず…と振り返りつつ、今回は悪意を持って人に化ける妖魔の出現、攫われた娘の救出。
マラフから聞けるドノン村長がなぜここに村を作ったのかという話は切ない。
道中で拾える「戦士の斧」がシンデルン、「風精の短刀」がコージン、「冒険者のクロス」がデバンネーの遺品か…。
このシナリオは全部倒そうとすると連戦になる。
・左側の洞窟に入ると、「捕食者は来たる」で登場したボス敵のタウロマンティス2匹を従え、煙の巨人で敵対した魚人の司祭を貪るコリントゥスと戦闘になる。勝利すると「コリントゥスの鎌」と「魚人司祭の杖」、「大鎌の捕食者を討ちし者」のクーポンを獲得できる。
・中央に居る怪しいキールを連れて進むと、コリントロールとの戦闘になる。彼らが取る人攫いの手段は極めて悪質だ。キールを同行させないと戦闘にはならいので、敢えて一緒に行動して殲滅させたい気持ちになる。勝利すると「コリントの実」を2個入手できる。
・稀に現れる怪しい影、ただの樹木を何度も調べると「矯める妖樹」との戦闘になる。演出が物凄く恰好良いので、本当のボス敵はこちらだろう。勝利するとマクムトフ2世が仲間になり、「蠢く苗木」と「妖樹を祓った者」のクーポンを獲得。この「蠢く苗木」は「愛満ちる大花」と同種なのか。
・「略奪者たち」で登場するボス敵のコマンドオークを従えるコリントロール。卵を飲ませて人を異形の者にするコリントロールこそ、略奪者たちでオークが取引していた「あいつら」なのだろうか?
・山神と並ぶ、金色の皇の登場。マクムトフ2世が居ると勝っても損しかないイベントバトルだと教えてくれる。
「皇と向かい合った」を選択すると、金色の皇アウルとの戦闘になる。魔法は効かず、通るのは物理攻撃のみ。イベント戦闘なだけあって、5ターンで強制終了してしまうが、「皇より生き延びし者」のクーポンを獲得できる。
「全力で撤退した」を選択すると戦闘せずに村に戻れる。
readmeのomake、ジェフ語の翻訳は必読だ。セリフをジェフ語に変換したにべおさんに拍手を送りたい。
313、刻み(LV4~6)
連絡が途絶えたメイリア調査団員と冒険者の救出、及び刻印事件の再調査の依頼。
英傑ともいえるレベル7の冒険者も犠牲者になるのは、流石は厄介なメイリア調査団案件。魔道具でガーゴイルを呼び出すとか、メイリア調査団の便利アイテムは異質。
刻みに負けるとend2刻まれた者たちを回収。刻みを倒すとend3刻まれぬ者たちを回収。txtの通り16ターン耐え、刻みを団長に委ねるとend4賢き者を回収。その場合に団長個人から教えられる魔術を見て、果たして団長は人間なのだろうか?と思ってしまう。16ターン耐え、刻みの手を取るとend1隣を歩む者を回収しキザミを連込める。キザミの姿を選択できるが、どちらを選ぶかによって、見た目だけではなく能力にも違いが出るのだろうか?
■■■■は「書庫の民」の伏字という事なのだろうか。書庫の民の存在を知る団長の友人は誰なのだろう。
314、最果ての書庫(LV1~10)
宿で眠っているはずなのに辿り着いてしまう最果ての書庫。司書は冒険者達が勝手に団長を想像して認識しているという事らしい。一人しかいない直弟子が団長じゃないとしたら、団長が時々くれる技能はどこで覚えたのか、という話になる。
司書は天鼓の奏主などの書庫の民について語ってくれる。それぞれのシナリオで、どの選択をしたかによって、語られる内容も変わってきそうなところが凄い。クロスオーバー満載で、とてもじゃないが遊び尽くせない。
印象に残っているのは「青い月」。なんて綺麗なバトルシナリオなのだろうと感嘆した。一番好きなのは…悩む。強いて言えば「油の主」だろうか。神様の器の大きさが半端なくて、どのルートを通っても一方的に折れてくれるのは好感しかない。秀麗の女性を口に含むという変態要素がなければ、連込みたい。
とはいえ、メイリア調査団もコリン村も烈士も続きが気になって仕方ない。どのように話をまとめて終わらせるのか胸が高鳴る。新作が待ち遠しい。
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