別居婚を選んだ私が語る、理想のパートナーシップの築き方
こんにちは、鈴木実麻です。
別居婚にまつわる記事が大好評だったため、更に1記事書きたいと思います。
前々回の記事にも書きましたが、私は結婚して最初の2年間、別居婚という少しユニークなライフスタイルを選びました。
「えっ、別居婚!?」と驚く方も多いでしょう。実際、私自身もこの選択をしたときは、周囲の反応が気になりましたが、今では「別居婚を選んで本当に良かった!」と胸を張って言えます。今日は、私が別居婚を通して学んだパートナーシップの築き方についてお話ししたいと思います。
●別居婚を選んだ理由
まずは、なぜ別居婚を選んだのかという話から始めますね。私は結婚前、製薬会社の営業マンとしてバリバリ働いていました。その後、キャリア支援事業やオーガニックセレクトショップ「welala」を立ち上げ、仕事に没頭する日々が続いていました。一方で、夫も自分のキャリアをしっかりと築き上げていたんです。お互いに尊重し合い、応援し合う関係ではあったのですが、一緒に住むとなると仕事と生活のバランスが崩れてしまうかも、と感じました。
そこで、私たちは結婚してすぐに別々の家で生活をスタートすることに決めたんです。もちろん、この選択には賛否両論ありました。親戚や友人からは「本当にそれで大丈夫?」と心配されましたが、自分たちのライフスタイルに合った選択を信じた結果、今の強固なパートナーシップが築けたと感じています。
●パートナーシップの鍵は「距離感」
私が別居婚を通して最も強く感じたのは、パートナーシップにおいて「距離感」が大切だということです。私たちがあえて別々に暮らしたことで、お互いのスペースと時間を尊重し合えるようになりました。
たとえば、仕事が忙しい時や自分自身の成長に集中したい時も、家に帰れば一人の時間が持てる安心感があります。これが、私にとって大きなストレス軽減につながりました。逆に、夫と過ごす時間はとても貴重で、その時間を大切にしようという気持ちが強くなりました。結果的に、私たちは毎回会うたびに新鮮な気持ちでいられ、関係がマンネリ化することもなく、むしろ愛情が深まったんです。
●別居婚は「自由」の象徴
もう一つ、別居婚を選んだことで感じたのは、自由さの象徴ということです。別居婚をすることで、お互いのライフスタイルを尊重し合いながら、同時に自分らしく生きる自由も確保できました。私のように、キャリアを追求しつつも結婚生活を送りたい人には、この選択肢は本当に合っていると思います。
ユーモアを交えて言えば、朝ごはんのメニューをめぐる「ベーコンはカリカリ派か、しっとり派か」なんていう夫婦の小さな対立も、別々に暮らしているおかげで起きないんです(笑)。こういう些細な部分でも、それぞれの「自由」を大切にできるのが別居婚の良いところなんですよ。
●信頼関係を築くために大切なこと
「でも、別居婚だと信頼関係が薄れちゃうんじゃない?」と心配する方もいるでしょう。確かに距離がある分、不安が生じることもあるかもしれません。でも、その不安を乗り越えるには、やはりお互いの信頼が不可欠です。
私たちは、別居婚を続けながらも定期的に「共有の時間」を作るよう心がけました。週末には一緒に食事をしたり、旅行に出かけたり、特別な時間を過ごすことが大切だと感じています。また、日常的には頻繁にコミュニケーションを取るようにして、たとえ物理的な距離があっても心の距離は近く保つよう努めました。
このように、別居婚はお互いの信頼を築く一つの手段に過ぎません。信頼の基盤は、日々の小さなコミュニケーションと、相手のライフスタイルを尊重する姿勢だと感じます。
●自己実現とパートナーシップの両立
最後に、私が大切にしているのは、結婚生活においても「自己実現」を追求することです。私は自分のビジョンを大切にしながらも、夫とのパートナーシップを大事にしています。別居婚はその両方を可能にする一つの形でした。
仕事に集中し、自分の時間を確保しながらも、夫と一緒に過ごす時間は特別なものとして大切にする。これが、私たちの理想のパートナーシップの築き方です。
●まとめ:別居婚で見つけた幸せ
結局のところ、別居婚は「二人の幸せを追求するための一つの選択肢」に過ぎません。大切なのは、形式にとらわれるのではなく、自分たちに合ったライフスタイルを見つけること。そして、それをお互いに尊重し合いながら信頼関係を築くことです。
私が別居婚を通じて感じたのは、結婚生活には「自由」と「信頼」、そして「自分らしさ」が不可欠だということ。もし、今の生活に何かしらの違和感を感じているなら、一度「別居婚」という選択肢を考えてみるのも良いかもしれません。
これからも、自分らしく、そして夫と一緒に幸せな結婚生活を続けていけるように頑張りたいと思います。あなたも、理想のパートナーシップを見つけるヒントになれば幸いです!
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