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営業職からキャリア支援のスペシャリストへ!成功のための転職ノウハウ

こんにちは、鈴木実麻です。

最近、転職を考えている方々の相談にのることがとても多いので、転職といった視点で記事を書きたいと思います。


●考え始めたきっかけ

私は元々、製薬会社の営業マンとしてキャリアをスタートさせました。営業といえば、目標を追いかけ、数字とにらめっこする毎日。

周りからは「鈴木さん、営業成績も好調だし、安泰だね」と言われていました。でも、その一言がいつしか重く感じ始めたんです。「安泰」って、確かにありがたいことなんですけど、なんだか人生にワクワクが足りない気がしたんです。

●理想の人生を描くことの大切さ

営業職をしていると、毎日が忙しいです。契約の締結やクライアント対応に追われ、ふと自分が何を目指しているのかを考える時間を失いがち。

でも、ある時私は考えました。「自分が本当に求めていることって何だろう?」と。

皆さんにも考えていただきたいのは、ただ「良い条件の仕事」や「安心できる環境」だけではなく、自分の理想の人生を描くことの大切さです。忙しいからこそ、ちょっと立ち止まって、自分がどういう人生を送りたいのか、どんな価値観で生きていきたいのかを考える時間が必要です。

私の場合、その時間を過ごしているうちに、営業という職業そのものが悪いのではなく、自分が「本当に満足しているのか?」という問いに正直に答えられなかったことが問題だったことに気づきました。私が求めていたのは、ただ成果を上げることではなく、人と深く関わり、その人が自分の可能性を見つけて成長していくアシストをすることだったのです。

●会社や職種が自分を幸せにしてくれるわけではない

製薬会社で働いている時、私は決して環境に不満があったわけではありません。上司も優しいし優秀で、リスペクトできる方も多かったですし、同僚ともとても仲が良かった。給与も良かったですし、福利厚生だって申し分ありませんでした。
それでも何かが足りない感じがしていたんです。まるで、毎日決まった場所に行って、同じ景色を見ているような感覚で、何かがモヤモヤしていました。

実際、企業の離職率が高い理由の一つは「条件が悪い」からではなく、組織内の人間関係や仕事にやりがいを見つけられなかったことが大きいようです。私自身、そうでした。周りの人たちはみんな素晴らしいし、環境も良い。でも、心の中で「このままでいいのかな?」という疑問が大きくなっていったのです。

これはよくある話ですが、「会社が自分を幸せにしてくれるわけではない」という事実を忘れがちです。どれだけ条件が良くても、自分が本当にやりたいことや、心から満足できる何かがない限り、やりがいは生まれません。たとえば、営業職にとっては数字が重要かもしれませんが、その数字が心から達成感を生むかどうかは別の話です。

●キャリアチェンジへの決断:笑って泣いた転機

さて、私がキャリアチェンジを決断した瞬間について、少しお話しします。ある日、同僚とランチをしていた時、その同僚が「実麻さんはいつも人の話を真剣に聞いてくれるね。将来の夢や理想をこんなにも話せる友人は他にいない!私も相談に乗ってもらって転職することに決めた!」と言ったんです。その時にピンと来たんです。「ああ、私は同じ志の仲間と一緒に挑戦する仕事がしたいんだ」って。

もちろん、すぐにキャリアチェンジすることは怖かったですよ。なので、仕事以外の時間の使い方を変えるところから始めました。業界以外の人との出逢いを増やしたり、ビジネス書を読み漁ったり。

少しユーモアを交えて言えば、人生ってどこか大きな海を漂っているようなもの。いつ波が来るかわからないけれど、しっかりと自分の船の舵を握っていれば、たどり着ける。営業職はその舵を強く握る力を教えてくれましたが、舵をどこに向けるかは私自身が決めなければならなかったんです。

●転職で成功するための3つのポイント

さて、転職を成功させるためのポイントをお伝えしましょう。営業職で培ったスキルを活かし、私がキャリア支援のスペシャリストになるまでの道のりから学んだことです。

1,理想の人生像を描く

これは、私が何度も言っていることですが、自分が本当に望む人生を描くことが大前提です。何も描かずにただ目先の転職を考えると、同じ失敗を繰り返すことになりかねません。どんな価値観を持ち、どんな人と働き、どんな生活を送りたいのかを明確にしておきましょう。

2,自己と徹底的に向き合う

自分の強み、弱み、経験をしっかりと振り返りましょう。私の場合、製薬会社での営業スキルは人と信頼関係を築く力に直結しました。これをどう人生に活かせるかを深く考えることが、次のステップに進む鍵です。

3,勇気を持って新しい一歩を踏み出す

転職は不安がつきものです。私も「大丈夫かな?」と何度も思いました。でも、最終的には勇気を持って決断することが必要です。不安と期待はワンセット。表裏一体です。新しい道は常に不確定要素が多いですが、その分新しいチャンスと可能性も広がっています。

●最後に

皆さんには、ぜひ自分の可能性を最大限に引き出すキャリアを見つけてほしいと思っています。今の職場や環境に不満がある方もいるかもしれませんが、大事なのは「自分が最高の人生とはなにか?本当はどうなりたいのか?」に正直になることです。

人生は一度きりです。笑って泣いて、時にはつまずいても、自分の理想に向かって進んでいくことが何より大切です。私も、営業職からキャリア支援にシフトしたことで、今では多くの方々と一緒に挑戦し、最高の人生をつくっていくことのアシストができる喜びを感じています。あなたも、最高の人生を描き、それに向かって一歩踏み出してみませんか?

人生という大海原の中で、どんな波が来ても舵をしっかり握って進んでいく勇気を持ってください。

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