「夢と金」お金が尽きると夢も尽きるby西野亮廣
こんにちは、鈴木です
先日、キングコングの西野さんの一般講演会に参加してきました
西野さんのオンラインサロンに入っている訳ではないのですが、西野さんのお話はいつもとっても学びが多いので、今回で3回目の参加となりました
今回のテーマは「夢と金」
私も最近、一般向けにキャリアデザインの講演会を開催したりしてるもんですから、経済の話などはとっても勉強になりました
日本人は特に「お金じゃない!」とかきれいごとを言ってみたり、正当化(?!)してみたり、しがちですが(苦笑)
「夢を追いかけ続けるにはお金もいる」
というのは最もなことだなと感じました
その上で、日本人はほんと勤勉ですし、働き者ですし、みんな頑張っているのは間違いないのですが、実際豊かな人は少数派であるという、この現実
稼ぐ力をつけようにも、どうしたもんかと思ってる人も多いと思います
が、まずは日本の現在地を知るってとっても大事だなと感じました
●日本がどんどん田舎になっている
ニューヨークとかに行くとラーメンが3000円やったりするそうです
それをアメリカ人は買える余裕がある訳です
日本が世界からどんどん遅れていることに全然気づいていないと言います
これは「失われた30年」「少子高齢化」「年金問題」などなど、色んなことが絡んでくるのですが(こちらはまた別途書きたいと思います)
ただ、かつて日本は高度経済成長期に世界一をとってしまった栄光があるがゆえ、世界から見てどうかという視点に全く気付いていないのです
昔は海外の方が日本に出稼ぎにくるケースが多かったですが、今はだいぶ減りましたよね
なんだったら、海外のお金持ちが日本に買い物に来たりなどは増えてますね
「井の中の蛙大海を知らず」と言いますが、まさに今の日本はそうかもしれないと、改めて危機感を感じました
●お金持ちに助けられてる
そんな中、お金持ちの方のおかげで普通の人は助かってるという話が妙に納得でした
飛行機もファーストクラスに乗る人がいるから、エコノミーの人は安くで乗れています
税金も一部の人がたくさん支払ってくれてるから、一般の人々の税金がおさえられています(税金が一律になったら大変!!!)
新幹線のグリーン車もそう
講演会やコンサートのVIP席もそう
VIPルームの存在もそう
お金持ちの人に、妬みやひがみを言う人もいるが、
平等にすると、お金がない人にしわ寄せがくるのです
なので、お金持ち=VIPの人の存在は必要なのです
そうなると自分がどっち側にいきたいかですね
●情報がみんなのものになった
肉じゃがの作り方、誰でも検索してつくれてしまうので、わざわざ料理教室にも行かなくなりましたね
私もクックパッドやYouTube、ティックトックで料理はだいたい調べてます
技術もおなじ
調べたらすぐにわかることが多いです
どこが安いかとかも情報がすぐとれるからこそ、値段の差もそんなつけれないですよね
更に近年では、AIだったり、チャットGDPだったり、、、
脚本や絵本など、クリエイティブな仕事すら価値がなくなったと言われてます
というような、ネガティブな話もたくさんありましたが、こういった現実を知るのはとても大事なことだと、個人的に思います
では、どうすればいいのでしょうか?
技術の差や情報の差がなくなった今の時代
選ぶ基準が「人」
「コミュニティに属するの価値」「自分を応援してくれるファンの存在」
これが今後大きな力となっていくと話されてました
「ファンは安く買いたい人ではない、応援したい人」
なるほど~
顧客とファンは違う、その通りですね
なので、コミュニティに属すること、そしてコミュニケーションを通じて自分のファンをたくさん作っていくことが重要だと、改めて再認識することができた、貴重な講演でした
無知って怖いですね、、、