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キャリア支援における、新時代のハラスメントについて

こんにちは、鈴木実麻です。

先日大学生と話している中で、とても興味深い「ハラスメント」について耳にしたので、キャリア支援という観点から、ハラスメントについて記事を書きたいと思います。

ハラスメントは職場での大問題となってますね。キャリア形成に大きな影響を及ぼし、個人の成長を妨げる可能性があります。

ここでは、従来からあるセクシャルハラスメント(セクハラ)、パワーハラスメント(パワハラ)、モラルハラスメント(モラハラ)について、そして最近話題のWILLハラスメント(WILLハラ)、夢ハラスメント(夢ハラ)、時短ハラスメント(ジタハラ)について解説します。


●従来から言われているハラスメント

・セクシャルハラスメント

セクハラとは、性的な言動で相手に不快感を与える行為です。職場でのセクハラは被害者の心身に悪影響を及ぼし、キャリアの成長を妨げます。
安心して働ける環境を作るため、セクハラ対策に力を入れている企業は多いですね。

・パワーハラスメント

パワハラとは、職権や地位を利用して他人をいじめたり、脅したりする行為です。これが職場のストレスを増大させ、仕事のパフォーマンスを低下させる原因となります。パワハラ防止のために、健全な職場文化を築くことが求められてますね。

・モラルハラスメント

モラハラは、言葉や態度で他人を侮辱したり、心理的に圧迫する行為です。自尊心を傷つけ、キャリア意欲を失わせる可能性もあります。職場では、互いにリスペクトし合い、尊重し合う文化を作り出すって大事ですよね。

●新たなハラスメントの形

最近では、Z世代が感じてると言われている、以下のような新しい形のハラスメントが注目されています。

・WILLハラスメント

WILLハラは、過度に自己ビジョンを求めたり、自己啓発や成長を強制する関わりのことだそうです。夢ハラスメントとも言われたりするようですが、夢ハラは、過度に夢や理想を描くことを押し付ける行為です。
「夢を追いかけるべき」と強要されたり、現実的な選択をすると「守りに入ってる」「面白くない」など否定されることがあるなどです。キャリアデザインは人それぞれであり、個人の選択を尊重することが重要ではありますね。

・時短ハラスメント

ジタハラは、「残業するな!」「定時で帰れ!」など、時短を強いられることだそうです。残業時間を削減する具体策を示されることなく、時短を強いられてもそれはそれで難しいわけで。

・その他

長ハラ:上司の長話を長話ハラスメント
ロジハラ:正論や理論的な言葉によって相手を追い詰めるロジカルハラスメント
ラブハラ:恋愛や性関係などをしつこく聞くラブハラスメント
などなど、まだまだあるようです。

ちょっと衝撃すぎます(笑)
なにも発言できなくなっちゃいますよね(苦笑)
なにより、ハラスメントに過敏すぎると、コミュニケーションにブレーキがかかってしまりと、少し窮屈な気もします。

最後に

個人的に上司や先輩とのコミュニケーションで学ぶことはとても多いですし、ハラスメントに敏感になりすぎて、会話が減ると、学べることや成長のチャンスも阻んでしまうんじゃないかなと思います。

特に、夢や理想を描いて生きていくことはとても大切です。ハラスメントを防ぎ、健全な環境を作ることは、一人ひとりのキャリア支援につながります。私たち一人ひとりがノビノビと自分らしいキャリアを築いていける社会を目指していけたら最高ですね。


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