別居婚を選ぶ夫婦が増加中!その理由と現代の夫婦像
こんにちは、鈴木実麻です。
前回のnoteで、結婚当初に別居婚をしていたことについて書きました。
意外にも多くの方から「私も結婚するなら最初は別居婚がいいです!」という声をいただいたので、今回は別居婚の現状について詳しくお伝えしたいと思います。
● 別居婚のニーズは増加している?
驚くことに、10代・20代の未婚女性の4割以上が「別居婚をしたい」と考えているという調査結果が出ています。具体的なデータは以下の通りです。
10代・20代未婚男性:32.5%
10代・20代未婚女性:42.5%
出典:https://strate.biz/news/separation-marriage-10-20/
女性のキャリア志向が高まっていることや、働き方の多様化が進む中で、このような結果が見られるのかもしれません。
● 芸能人の中には別居婚を選ぶ人も多い?
芸能界でも別居婚を選択しているカップルは少なくありません。例えば、最近話題になったのは峯岸みなみさんと、東海オンエアのてつやさん。彼は愛知県を活動拠点にしているため、ふたりは行ったり来たりの生活をしているようです。
また、新垣結衣さんも結婚当初は、同じマンション内でそれぞれの部屋を借りて別居婚をしていました。
さらに有名なのは、壇蜜さん。彼女は漫画家の清野とおるさんと別居婚を選び、週の半分ほど清野さんが壇蜜さんの家に通うという“通い婚”スタイルを取っています。これは一時的なものではなく、2人の生活スタイルとして定着しているそうです。
こうしたケースを見ると、不仲ではなくても別居婚を選ぶ芸能人は意外と多いことがわかります。
● 別居婚に向かない人も?
しかしながら、別居婚が離婚に繋がるケースも少なくありません。以下のような条件があると、別居婚は難しいかもしれません。
もともとコミュニケーションが少ない
どちらかが別居婚に納得していない
経済的にどちらかが自立していない
これらの場合、不満が溜まりやすく、すれ違いが生じてしまう可能性があります。別居婚とまでいかなくとも、家の中でそれぞれの部屋をつくってる夫婦もいたりするので、よくよく2人で話し合って、2人にとって最適な距離感を選択していけるといいですよね。
● まとめ
以前は別居婚というと、「離婚の準備段階」として見られることが多かったかもしれません。つまり、「いずれ離婚するための心の準備や生活環境の整備をするための別居」というイメージです。
しかし、最近では「離婚を避けるために、お互いに心地よい距離感を保つリスク回避策」として別居婚を選ぶ夫婦も増えてきています。絶体絶命の危機を回避し、より良い関係を保つための新しい形の結婚生活として、別居婚が選ばれているのかもしれませんね。
常識にとらわれず、2人にとってベストな夫婦のカタチが選ばれるといいなと感じています。