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労働しやすい部屋と、執筆しやすいタイミングと、いつか労働を倒すまで。

 こんにちは、みおさんです。
 絶賛執筆中ですが、年末の労働の忙しさにやられてちょっと心が折れそうです。

 泣かない、負けない、強くあれ。
 近い将来必ずお前(労働)を手酷く捨ててやるからな。


 ぼくは現在マンション住まいなのですが、北側の部屋が一番広く、作業用のデスクやプリンター、大型の本棚などを置いて書斎として使っています。
 平日の労働、小説の執筆はすべてこのデスクで。

 しかし冬は北の部屋は寒い。
 南側のリビングは日当たりがよく、晴れた日はポカポカで暖房いらずなのに、廊下を数メートル進んだ先の書斎は寒い。

 じゃあ、あったかい部屋で仕事すればいいじゃない?

 ぼくもそう思いました。

 今週の木曜日。快晴。犬は窓際で日向ぼっこをしている。あきらかにリビングが暖かい。
 ダイニングテーブルにパソコンを持って来て、椅子もPC用のものを転がしてきて、ケーブルなども整えて労働を開始しました。

 ぜんっぜん集中できない!

 ビックリするほど頭が働かない。
 なんだかそわそわしてメールやチャットの内容が頭に入ってこないし、日当たりが良すぎて画面が白っぽくなって見にくい。
 画面の向きを変えても「マシになった」くらいのもので、1時間で音を上げて北の部屋へ逃げ帰りました。

 いつものデスクでモニターを繋ぎ直し、戻してきた椅子に座ると、あら不思議。
 スッと仕事に入っていけるのです。


 理由は色々なものがあると思います。
 書斎のデスクは正面が壁ですが、リビングは食器棚やテレビなどごちゃごちゃと視界に入ってくる。
 ダイニングテーブルと、ライティングデスクの使い勝手の違い。
 画面の見やすさ、および明るすぎることなどなど……
 もしかしたらポカポカしてるのも良くなかったのかも。

 ここで仕事する。と体が覚えてるんですよね。
 そしてリビングは食事をしたりソファでゴロゴロしたり、テレビを見たり、犬のブラッシングをするところ。
 枕が変わると眠れないのと同じ。
 少なくとも平日に仕事に関しては、書斎のデスクでやるしかないと実感しました。


 原稿執筆になるとまたちょっと話が違う。
 デスクで集中できる時もあれば、椅子からずり落ちて床に突っ伏してしまう日もある。
 図書館で捗る日もあれば、今日はスタバで作業したい気分という日もある。
 理由は不明。
 前日までの作業の状態で「明日は家でpc作業だな」「これなら図書館が一番集中できるな」と分かる時もあれば、予想が外れる時もある。

 逆に、乗ってる時は場所を選びません。
 気力と体力、両方が充実してる時期ですね。そして本稿をスムーズに進められる準備が終わっている段階。
 どこでも書けるので、とりあえず机と椅子だけくれ!という状態。
 この時ならスタバだろうが図書館だろうが、ビジネスホテルのちっちゃい机だろうがリビングの犬の横だろうが構いません。人に話しかけられるのだけは無理だけど。
 書いてて楽しいMAXです。
 これを味わうために書いてる。
 楽しい〜〜〜


 なるべくこの時間をたくさん味わうために、早く労働を捨てたいですね。
とはいえ作家の多くは兼業だそうです。
 ぼく自身、本当に純粋に原稿だけで今より稼げるとは思っていません。色々試して色々考えて、快適に原稿を楽しめる環境を整備していきたいです。

 さて、実はそろそろカクヨム連載「最年少主席と冷遇王子」が完結します。

 またひとつ、物語が終わりを迎えてしまいます……
 先輩作家たちは、どんどん新作を書くようになると次のこと考えなきゃならないから、終わっちゃうとか、過去作への思い入れは薄れていくというのですが……本当なんですかね?
 こんなに寂しい気持ちにならなくて済むんですかね。
 じゃあいっぱい書きますね。

 いっぱい書くために労働を駆逐しなければならない。
 労働とお別れするにはとりあえず貯金は必要。
 貯金のためには働かなk……

 今日はこのくらいにしておいてやろう。
 覚えてろよ。


 今回のアイコンはうちの犬の写真です。

 日向ぼっこして、水を飲んで、冷たいフローリングで少し休んで、また日向ぼっこしにいく姿は、サウナと水風呂を往復する人間に似ている気がします。

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みおさんは今日も小説が書きたい
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