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0120 イカとバターと魔法使い
イカとバターと魔法使い
母は料理が上手(と言うと「この味で育ったからじゃない?」と謙遜されるが、本当に美味しいのです)で、さりげない一品を忘れ得ぬ逸品にしてしまうことがある。
最近のそれは、イカ。イカと小松菜をバターで炒めただけのもの、なのに、頭に散らばる全思考と五感が箸先のイカに吸い寄せられてしまった。
そういう時、なぜこんなに美味しいのかと問い詰めても、「おいしいよね〜」などとはぐらかされる。実は母は魔法使いなのだ、と半分本気で信じている。
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#きょうのらくがき
"Oh semla!" 今回は引用ではなく、大好きなスウェーデンのお菓子、セムラへのトリビュート。
2−3月の断食に備えてカロリーを摂取するために作られたという説があるセムラ。『中身がくり抜かれたカルダモン味の甘いパンの中にアーモンドペーストと牛乳を混ぜ合わせたものが入れられ、その上にホイップクリームが加えられるのが特徴。』(Wiki)
元々は2月の頭にしか食べられなかったのが、最近はクリスマスを過ぎた頃から各店こぞって出している。セムラを愛し過ぎて、セムラ・ラップなるものが出てきたときはスウェーデン人の狂気をみた気がした。
(semmelwrappen : https://tosse.se/vara-bakverk/semlor/)
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