シュタイナー教育
こんにちは〜、ミキ助です。
写真は、シュタイナー教員養成の授業の一つ、幾何学の授業で描いたものです。
今日はシュタイナー教育のこと、少し書いてみます。
シュタイナー教育は、オーストリア出身のルドルフ・シュターナー博士が創り表現された教育思想と方法です。
昨日のnoteで日本語補修校の幼児クラスを担当した時、教育について無知だった私は幼児教育について調べ始めました。本当に一からの出発でした。
その時に出会ったのがシュタイナー教育。
そしてどうして私はシュタイナー教育を学ぶことを選んだのか?
出発は、
今接している子ども達が大人になった時、どんな時も幸せでいられる人になるために何ができるだろう?という問いからでした。
では、
幸せな人ってどんな人?幸せってどんなこと?からスタートし、糸をたぐるようにしてシュタイナー教育に出会いました。
感覚的に「これだ」と感じました。
何か根本的なところから始まっているように感じたからだと思います。
少々唐突ですが、
今までに何人かのシュタイナー学校の卒業生や在学生と会って、
彼らから受けた印象を私なりに言葉にしてみます。
それは、
劣等感も優越感も持っていない人達です。
彼らの目線は上からでも下からでもなく、ただ真っ直ぐでした。
彼らと会うと肩の力が抜けて、わだかまりが消えて心の中に風が通り抜けていくようでした。
学校での経験を通して、一人一人は異なる、ということを体験して自分の核にできているからなのかなと思います。 彼らは誰とも比べられない、比べる事は不可能という事を教室で実感していて、そこから自己信頼を根幹に持っているように思います。 そこを起点として人と関わり、事物に対してクリアー(繊細)に反応し得る力を養い、想像し、創造に持っていく力をシュタイナー教育では養っているように思います。 その力は我々大人が右往左往して解くことができないでいる現在の社会問題を解く力を秘めているように感じます。
自分自身を筆頭に、なるべく多くの人が素直に生きていけたら幸せだなぁと思います。
素直に生きても受け入れられる世界に少しでも近づけたらと思って、明日も肩の力を抜いて動いてみます。
そうそう、写真の幾何学、週に一度の幾何学の授業では難しい説明とかはなく、コンパスを使って様々な図形を毎回描きました。そこから法則を実感するそんな時間に導こうと先生はしていたように思います。
法則は美しいんだよ、ということも。
2011年に出会った、シュタイナー教育。 ストーンと心に落ちてきて、今も静かに光っています。子ども達やおとな達の心の灯りが輝き続けるような社会はきっと目の前にある。 様々な地で生まれた叡智と、先人達が残してくれた勇気と一緒に、歩きます!