空の上の自分だけの空間
どうもこんにちは。みいです。
昨日に引き続きファーストクラス搭乗記です。
ラウンジを出ていよいよ搭乗口へ。
一生縁のないものだと思っていた優先搭乗をしてみる。
飛行機の入り口も、ファーストクラス専用のコースを通り、すぐにCAさんが挨拶をしてくださる。
席まで案内してもらったところまでは想像の範囲内だったのだが、その後が驚きだった。
CAさんが一人ずつ挨拶に来てくださるのだった。
びっくりした。
美人の次の人も美人そしてまた美人。
制服がスカートでもパンツでもとりあえず美人しかいない。
名前を名乗ってまで挨拶してくださるので、月並みによろしくお願いします。しか返せなかった。
そして更にびっくりしたのが、周りのお客さんは誰一人びっくりせず、普通に振舞っていたことだ。
初心者兼庶民の私はきょろきょろしてしまった。
そして、一人ずつ上着を預かってもらえ、ハンガーにかけてしまってくれるサービスがあった。
初心者兼庶民にとっては驚きのサービスは続く。
ウェルカムドリンクというものだった。
何があるのかもわからず、とりあえず水をもらう。
シートは当たり前に大きいのだが、横の席や斜め前の席も見えないように、そして当たり前に快適な設計。
すいか大くらいのハンドバッグを席に置いてその横に座るようにしていた私を見かねて、CAさんがこう声をかけてくださった。
「お隣のお席にお鞄ベルトで固定いたしましょうか。」
たしかに隣席は空いていたのだが、そんな贅沢な使い方しても良いのだろうか。
誰か正解を教えてください。
正解が分からないけど、シートベルトされる鞄は面白そうだったのでお願いしてみた。
離陸前に、機内食のメニューを渡される。
朝ごはんとして和食が提供されるようだ。
その前に他のクラスとの境にカーテンが引かれ、完全にファーストクラスだけの空間になった。(全12席だが半分ほどしか埋まっていない)
いよいよ来るっぽい。
そして来たごはんがこちら。
なんとすべて超おいしい。
正式名称はすべて忘れた。
食器が陶器であることにビビっていたのは私だけだったと思う。
なので写真のクオリティには目を瞑ってほしい。
普段こんな朝食食べられないので、夢のようだった。
どれかひとつ特筆したいものの、本当にすべて超おいしかったということしか言えないのが残念。
食後にお飲み物はいかがですかと尋ねられたので、コーヒーをお願いした。
コーヒーには若干詳しいので、飲んで驚いたがおそらくコーヒーメーカーではなくフレンチプレスでいれているのではないかと思う。
風味がとてもよく、コーヒーの油分までしっかり抽出されているように見えたからだ。
コーヒーメーカーで入れているとしても、油分まで抽出できる方法を取っているのだろう。
気になったけど聞けなかったので次回は必ず聞きたい。
その後、コーヒー片手に読書。
西加奈子の「くもをさがす」を読む。
本のおもしろさもあいまってあっという間に着陸態勢へ。
隣の席を陣取っている自分のバッグを横目に着陸。
もちろん降りるのもいちばん最初で、美人たちが目を見てあいさつしてきてくれる。
名残惜しいがここでさよなら。
マイスイートホーム。
その後荷物回転台でもファーストクラスは優先されていた。
先頭で荷物が出てくる快適さまで感じられてしまった。
結果、移動の苦痛(席が狭い、くつろげない、トイレに行きづらいなどなど)はまったくない。
自室にいて気付いたら着陸していたくらいの感覚。
贅沢にはかわりないと思うが、一度体験してみると新たな世界を味わえるのでおすすめ。
また乗れるように稼ごう。
実はこの時帰りもファーストクラスに乗ったのですが、この時は隣の席のお客さまの気品がすごくて勉強になりました。
CAさんたちは行きとちがって少し元気!というチームでおもしろかったです。
こうやってふさわしい言動を学んでいくのだなと気付きました。
今日もここまで読んでくださってありがとうございます。
ではまた明日。