クールな別府編5~やっと温泉の話~
どうもこんにちは。みいです。
別府編ラストです。
別府編5つめ、最後にしてやっと温泉の話。
今回4つくらいの温泉をまわって、別府の温泉の個性を身を以って体感した。
もともと持っている魅力で勝負できる温泉、穏やかながら地熱の恵みを最大限に活かした温泉、コンパクトでサウナを備える温泉などなど、身体がもうひとつほしいくらい多様なのである。(別府八湯と呼ばれる)
今回は、初めて行ってよかったお湯を紹介したい。
最初のおすすめは、鉄輪(かんなわ)温泉にある、鬼石の湯。
こちらはゆるい坂を上がったところにある、鬼石坊主地獄に隣接する温泉。
お湯は割とあっさりしていて入りやすい。
でも決して物足りないということはなく、入浴後はほどよくしっとりするのだ。
こちらは内湯と、露天風呂、さらには2階に展望露天風呂があり、お風呂につかりながら緑を楽しめる。
温泉全体が木材を基調とした作りで、あたたかみを感じられる。
私は夜訪問したのだが、観光地の真ん中にあるとは思えないくらい静かで虫の音まで聞こえるような空間だった。
個性豊かで、なかなかハードルの高いお湯も多い別府の中では入りやすい方に分類されるのではないだろうか。
もうひとつのおすすめは、いちのいで会館。
ありえないくらい急な坂を登った先にある、とにかく景観が良い温泉。
もともとは仕出し料理をやっているお店で、温泉でも料理が食べられるとして有名だった。(現在食事の提供は休止中)
坂を上ると、受付があるのだが、仕出し料理の作業場と兼ねていて、行ったときにはマダムたちが休憩中で、もぐもぐしながら出てきてくれた。
そして、脱衣所で使うカゴと、麦わら帽子を渡される。
帽子も絵柄を選んで渡してくれるおしゃれなマダム。
そしてそこから更に急な坂を歩いて登ると温泉が登場する。
コバルトブルーの青湯。
不思議でさわやかな色のお湯だが、入ってみると温泉成分で底がぬるっとしている。
だが、不思議と不快ではない。
そして振り向けば見えないところはないというくらい別府の街を一望できる景観。
それはもう圧巻だ。
これだけは行ってみないとわからないが、自然の中の岩風呂から見る街というこれまた不思議な体験ができるおすすめの湯のひとつ。
とにかく個性に恵まれた別府の温泉たち。
坂と一方通行さえクリアできればとてもとても魅力的な街なのでぜひ訪れてほしい。
長かった別府編、今日で終わりです!
好きな街は書いていて楽しいなと改めて思った次第でした。
また次のみい旅でお会いしましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ではまた明日。