住まえる私
どうもこんにちは。みいです。
今日は大人になってはじめてした貴重な体験を共有します。
厄払いに行こう!
そう友人が誘ってくれたのは、二人とも厄年だからだった。
友人は既に一度経験済みだったが、私は全くの未経験。
厄払いビギナー。
とりあえずいくらかかるかだけ聞いて、当日現地集合した。
集合してすぐ、私のお金(初穂料)に関する落ち度がいくつも露呈した。
まず、お釣りをもらう気満々で一万円札しか持っていなかったこと。
お釣りなんか出ない!と教えてもらった。
友人ありがとう。
そして、現ナマを何にも包まずに持ってきていたこと。
なんと、のし袋や封筒に入れていくのがマナーだと教わった。
こちらも友人ありがとう。
そして私の性格を見越して、筆ペンと封筒を用意してきてくれたのだ。
感謝しかない。
いそいで近くのATMでお金をおろし、そのまま銀行の端にあるよくわからないスペースで文字を記入する。
これで準備万端。
改めて友人に感謝。
完全に先生だった。
神社に着くと、受付用紙を記入するところからはじまり、名前や住所、何について祈祷したいかを記入した。
そして受付へ(たぶんちゃんとした名前があった)。
用紙をお金を納めると、なんと紙袋に入った引き出物みたいなものをもらった。
そんな制度があることも到底知る由もない私にはビッグなサプライズだった。
受け取って早速先生にたずねると、中身を説明してくれた。
お守りやお神酒などだった。
そしていよいよ厄払いの時間。
正座かと思ったらベンチのような長椅子があり、楽に座れるようになっていた。
外より少し涼しい拝殿?の中。
いざ、祈祷の時間。
いろいろな作法に則り祈祷は進む。
そして、いよいよ名前を呼ばれるタイミングになった。
ここで私が一番記憶に残っているワードが登場する。
それは『〇〇に住まえる』である。
人生で住まえるという言葉を聞いたのは初めてだと思う。
その場で祈祷している全員が『〇〇に住まえる△△(名前)』を読み上げられる。
読み上げてくださる方は、ぶっつけ本番にも関わらず全員分の住まえるをさらっとこなしていてかっこよかった。
無事に祈祷が終わった。
なぜだかちょっと身体がすっきりするような感覚になった。
それを伝えると先生も喜んでくれた。
これで次に来るときは私が先生になれる。
筆ペンと封筒は忘れずに生徒の分も持参しよう。
もう今回ばかりは先生に感謝してもしきれない体験でした。
大人になっての初体験はいつでもたくさんの学びがあるなあと感じられました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ではまた明日。