カメラレンズと私の眼のギャップ
月が出た。
私の興味は月だった。
見えていたが、電線は余り意識していなかった。
写真に納めてみたら、思いのほか月が小さく見えた。
私には、月がもっと写真の倍位には大きく見えていた感じだった。
自分が興味関心を持った対象を、拡大して認識することが、きっと生き延びる力でもあるのだろう。縄文時代はきっと、それが必要不可欠な能力だったかも知れない…などと想像した。
なので、人から感じた想いも、関心が高い人の事や、自分自身が危険だと感じた言葉や行為も、大きくみえるのかも知れない。
何となくそう思って、空の月と写真の月を見ていた。
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