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秋の色
紅葉の秋
秋色の青い葉を繁らせて
赤や黄色に染まることなく立つ木々を
ひととき紅く
染めるのは
夕陽の慈愛か気まぐれか
朱金の光を
きのこのテラスから
静かに眺める
烏瓜は
秋の朱を纏って
土に還るまで
丸太のベンチで
共に夕陽を眺める
枯草と落ち葉の匂いが立ち込める枯野に
何処か遠くから来た
雪の香りが通り過ぎる
それぞれが
赤き光に身を染めて
日が沈み行くを
ただ静かに眺める
黄昏時
踏みしめた足下の落ち葉が
カサッと鳴いた
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紅葉の秋
秋色の青い葉を繁らせて
赤や黄色に染まることなく立つ木々を
ひととき紅く
染めるのは
夕陽の慈愛か気まぐれか
朱金の光を
きのこのテラスから
静かに眺める
烏瓜は
秋の朱を纏って
土に還るまで
丸太のベンチで
共に夕陽を眺める
枯草と落ち葉の匂いが立ち込める枯野に
何処か遠くから来た
雪の香りが通り過ぎる
それぞれが
赤き光に身を染めて
日が沈み行くを
ただ静かに眺める
黄昏時
踏みしめた足下の落ち葉が
カサッと鳴いた