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対話を通したつなぎ方

《鑑賞レポート》

私たちが活動したSCARTSアートコミュニケーター「ひらく」には、「鑑賞レポート」という活動がありました。展覧会、演劇、映画などを鑑賞し、感じ考えたことをアウトプットしたり、作家や監督など、アート現場にいる方へのインタビューをおこなったりします。アートの魅力を文章で発信して、アートとひとをつなげます。私も少々投稿しています。↓ 「SCARTSアートコミュニケーター鑑賞レポート」
鑑賞レポート (sapporo-community-plaza.jp)

 「ひらく」を卒業したら鑑賞レポートも終了。なので、noteで発信しています。今回、トークイベントの話を伺いながら「札幌アートコミュニケーターズ」の活動に思いが至ったので、その辺りをまとめました鑑賞レポートとしてまとめました。

“ときめき”はチカラだ~ミュージアムグッズ愛好家のオシゴト~
12/10(土)、SCARTSコート、講師:大澤夏美さん

大澤さんは、「ミュージアムグッズ愛好家」として、SNSでの発信や本の出版、NHK札幌への番組出演などを通して、主に「館オリジナル」のミュージアムグッズの魅力を発信されています。なお彼女は、ミュージアム職員ではなく、外側からミュージアム(博物館)を取り巻く環境を盛り上げたいとご活躍です。さらに、今は新たなプロジェクトを進行中とのこと。

 お話を伺いながら、大澤さんの立ち位置は、私たちの活動「アートと人をつなぐ」役割と近いことに気付きました。もちろん、彼女は個人で、私たちは集団として活動をおこなう違いはあるものの、いわゆる「中の人」ではないところから、市民の方に魅力を伝えていくという目的は同じです。

大澤さんは、個人で活動されていますが、色々な方と意識的にディスカッションされるそうです。一方、私たちは対話を大切にしています。メンバー内ではアイディアを出し合って企画立案したり、市民の方へは対話による作品鑑賞サポートプログラムを企画したり。対話を通して、アートに触れる機会提供や場づくりをすることは、まさに、彼女のいう博物館体験や博物館活動にもつながります。

私たち「札幌アートコミュニケーターズ」は、出会ってから5年ですが、SCARTSという組織のバックアップがなくなってから、まだ1年です。現在、目の前の活動に取り組むのに精一杯で、今後の戦略などは対話途中です。まずは、来年もコツコツと活動しながら、その辺りも深められたらと思います。まずは、来年1月「ひらくをふりかえる展」で、色々な鑑賞体験を用意しておりますので、是非ご参加ください。↓「ひらくをふりかえる展」
人とアートをつなぐSCARTSアートコミュニケーター「ひらく」をふりかえる展 | 札幌文化芸術交流センター SCARTS | 札幌市民交流プラザ (sapporo-community-plaza.jp)

大澤のなっちゃんとも、いつかコラボ企画したいな。↓大澤さんのnote「百物気」
ミュージアムグッズ愛好家◎ 大澤夏美|note

来年もよろしくお願いします。(1期 三宅美緒)

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