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ハリーポッターと、嬉しい時間

娘は小学校一年生の頃にハリーポッターを読み始めた。
最初は映画、その次に本だったような記憶。

毎年サンタさんが持って来てくれた分厚いイラスト版の本は、
シリーズ中盤になると一冊500ページ近く。
寝る前に、読んで!と頼まれて、
毎回、なんだこの訳は、とブツブツ言いながら
私も直ぐに引き込まれる。
つい長々と一章読むことになり、
翌日喉が辛くなったりする。

最近また、ねえ読んで!と頼まれる。
私は大抵疲れていて、
うーん、休みの前の日にねえ、
なんて、先延ばしにしてしまう。
娘は、“もういいわ”と、一人で何回も読んで、
私よりも詳細を知っている。

昨夜、しつこい風邪で家にいた娘。
試合前だけど練習は休み。
ハリーポッター読む?と声を掛けると
うん!!と顔も声も明るくなって、私はハッとなる。

反抗期らしき兆しが見えて来て、
家ではひたすらタブレットを見るか、
部屋に篭っていることがほとんど。

嬉しい時間、ありがとう。

父が娘に買ってくれた、脚本形式の続編。
声に出して読みづらいこと、この上無し!
ここまで来ると(どこまで?)劇場版を見てみたくなっている。

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