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Photo by
ahiru_yamaguchi
嬉しい、嬉しい
半ば引きこもり老人と化していた母が、
時々引きこもる私に言った。
なんと、なんと、
たえちゃんが帰って来る日は、私も一緒に迎えに行くわ、と。
嬉しい。
とってもとっても、嬉しい。
天の岩戸が開いた。
姉と旅行に行っている娘を、空港まで迎えに行くと。
理由は、
そんな、遅い時間に女性一人で運転なんて、危ないじゃない、ですって。
えーーー、ありがたく、受け止めますけど。
私のうら若き日
夜勤明けで、ある峠を攻めたくからの景色を見たくなり、一人で片道数百キロのドライブに出た時も
ある仕事がしたい、と職場を辞め、
一人車でフェリーに乗り、他県で暮らし始めた時も
やりたいことをしたらいいと、何も言わなかったですよね。
昨夜の従姉妹会の様子を聞いたからかもしれない。
昨夜はLINEで懐かしい従姉妹達(母には姪っ子達)の顔をみて、もう、私と◯子さんだけになったのね、と呟いていた。
◯子さんは、私の伯母。
母には、歳下の義姉にあたる。
母の実のきょうだいは一人もいなくなってしまったから。
伯母の夫で、母にはたった一人残っていた仲良しの兄は、昨年末に急逝した。
兄が、皆を引き合わせてくれたのよね、と、今日は呟いていた。
みゆさん(私の姉)だって、食事会の旗振りなんてしてくれて。
あの子はあなたと違って(!)神経質で完璧主義だから、そういうのを気さくに引き受けるなんて、びっくりしたのよね。
そう、母が元気になってくれなくちゃ。
何なら、次回は私も東京に行こう。
足腰弱っている母も、ビデオ通話で顔を出したらいいのじゃないかな。
言下に拒否されるから、言わないけど。
ニュースでも、嬉しい知らせが入る。
私も元気が出て来たよ。
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