ビジネス会議でる単(1) ownと自分事
通訳していると、日本で英語を勉強していてあまり出会わないけれど、よく使われる表現に気がつきます。ビジネスでも学業でも、知ってると助かるので、ときどき、紹介していきたいと思います。
今日は、own。
これを担当するという意味で使います。
The IT department owns the system design.
(IT部署がsystem designを担当している。)
言い換えれば
The system design is the IT department's job(か、taskか、problem).
I own the house. = The house is mine. と同じでそこ(上の文では「IT部門」、この文では「私」)に属しているという関係。
このownをさらに進めて、
a sense of ownership も言います。
自分のものだと思っている感情ですから、
have a sense of ownershipで「当事者意識を持っている」とか、最近の表現なら「自分事ととらえる」。
当事者意識っていうと、当事者意識がない!なんて、どこか責める文脈で使うけらいがありますが、だから、「自分事」っていうニュートラルな表現が生み出されたのかもしれませんね。a sense of ownershipも別に責めてません。
例えば
We all should have a sense of ownership in the workplace.
私たちはみんな「自分の職場」という意識を持つべきだ。
They have a strong sense of ownership for the problem.
彼らは問題を自分事としてとらえている。
inとかforを続ければいいというところまでセットで覚えておくと使えます。
このown、結構、いろんなシーンででてきますよ。