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SDN Japan Chapter Meetup vol.7レポ!

こんにちは!ミオです。
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

11/28に開催されたSDN Japan Chapter Meetup vol.7のレポをお届けします!弊社スタジオを会場として提供させて頂きました。

オープニングはウェルカムミュージックということでバイオリンで生演奏して頂いたり、KeynoteはBirgit Mager氏(Service Design Network代表)がプレゼンしてくださったり、コンテンツも半分以上英語、内容も濃いものでした。クロストークでは、参加者側からも発言が多くあり、大変盛り上がりかつ私の中でも印象深いものとなりました。

Birgit Mager氏が投げかけた問「日本の文化の中でサービスデザインが受け入れられ、浸透していくことを信じるか?」に参加者からたくさんの解答がありました。

「日本の文化の壁は感じない。一緒に取り組んでいるクライアントはたくさんいるし、それぞれに合ったツールを開発している」
「古い大企業は中々大きな壁があり、導入に課題を感じる」
など様々な声が上がりました。

その後の懇親会でも色んな方とお話させて頂きましたが、この課題はサービスデザインに取り組んでいるほとんどの方々が抱えており、実際どうしたらいいか、試行錯誤されています。

我々も「日本型サービスデザイン」を提供する立場として、クライアント様ごとにある特色や文化に合わせて内容やツールを開発したり、ワークショップでの工夫を都度デザインしています。

社風や参加者、状況によって何をどこまでどう見せて、どんな問を立てるか、ゴールはどこか。サービスデザインを取り組むにあたり、そう有る得べきことではありますが、実際やるとなるとスキルが必要だったり、試行錯誤していかなくてはいけません。

みんな悩んでいて、そしてそれを誰かに話したい。
そんな気持ちを参加者の皆さんからも感じました。私ももちろんそうです。

縦割り組織での横串プロジェクトの実施の難しさ、サービスデザインをボトムアップで進めることの実現の難しさ、他の施策等に比べて成果に対してのコミットや費用対効果をトップに伝え賛同してもらことの難しさ。

そして、様々な立場の人が交わって議論が行えるような場作り、参加者にいかに自分ごと化してもらうか。

結局今取り組んでいるように、クライアント様や状況に合わせたオーダーメイドな場作りをしていくことに限るのかも知れませんが、SDNはじめ一昔前よりサービスデザインに携わっている人もかなり増えているので、いかに連携し、情報共有や共創できるかがキモだと思います。

サービスデザインに興味関心を持っている企業や教育機関が多く増えている今、業界全体で共創していけるようにこれからも取り組んでいきたい!と強く思った夜でした。

明日からはDesign Shipが有楽町で開催されます。
弊社市川、太田も登壇するので是非足を運んでくださったら嬉し居です。
私も明日ブースにおります。

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