M-1グランプリ2024 決勝ファイナリストの基礎知識
気が付けば年末。そして、明後日12/22にM-1決勝戦。昨年はクリスマスイブだった気がしたが、やはり決勝は日曜日なんだろう。
今回はファイナリストに選ばれた9組がどんなコンビなんだろうという主にwikiで調べたフワッとした基礎知識に個人的な感想を含めて記そうと思う。
※順番は五十音順です。
エバース
2015年結成 吉本興業所属
佐々木さん(ボケ・ネタ作り担当)
町田さん(ツッコミ担当)
芸風 しゃべくり漫才
昨年の敗者復活戦で披露した「ケンタウロス」というネタが話題になったコンビ。SNSとかを見ていると、エバースは緊張すると噛みがちなのがネックらしいが、周りからの期待値がかなり高めのコンビだと感じた。
真空ジェシカ
2011年結成 プロダクション人力舎所属
川北さん(ボケ・ネタ作り担当)
ガクさん(ツッコミ・嘆き担当)
芸風 コント漫才
今年で4年連続決勝ファイナリスト入り。正統派ではなく、新世代の個性的漫才という個人的なイメージ。センスのある若者向け大喜利っぽいネタが多い気がする。
ジョックロック
2022年結成 吉本興業所属
福本さん(ツッコミ担当)
ゆうじろーさん(ボケ担当)
芸風 コント漫才
結成してまだ3年目でファイナリスト。ネタ自体は王道のコント漫才だが、ボケは動きまくって、ツッコミはセンターマイクの前に立ってツッコミを入れるという独特なスタイル。
ダイタク
2008年結成 吉本興業所属
大さん(ボケ担当)
拓さん(ツッコミ担当)
芸風 しゃべくり漫才
双子のコンビで、双子を生かしたネタがほとんどであり、家族(父、兄)もネタにする。準決勝までは度々来たが、ファイナリストはラストイヤーで初めて。このファイナリストの中では最推しなので頑張って欲しい。
トム・ブラウン
2008年結成 ケイダッシュステージ所属
布川さん(ツッコミ担当)
みちおさん(ボケ担当)
芸風 漫才
昨年の敗者復活戦で敗退したものの、圧倒的な動画閲覧数を誇る。エキセントリックなネタで、場の雰囲気をぶっ壊して危険物扱いされているし、本人達もそれを目指している節を感じる。ハマれば大爆笑だが、ハマらなければ大撃沈という極端なコンビ。6年ぶりのファイナリスト返り咲きでラストイヤー。
ママタルト
2016年結成 サンミュージックプロダクション所属
大鶴さん(ボケ担当)
檜原さん(ツッコミ担当)
芸風 コント漫才
王道のコント漫才。ボケの大鶴さんの巨体をネタに組み込む事が多々あるが、それがメインには来ない(多分)大鶴さんが「~をやりたい」と言って檜原さんが了承すると、「ありがとう」という所が温かみを感じた。「まーごめ」というギャグフレーズが有名らしい。
バッテリーズ
2017年結成 吉本興業所属
エースさん
寺家さん(ネタ作り担当)
芸風 しゃべくりとコント漫才の中間?
ボケとツッコミが曖昧な不思議なコンビ(wikiにもボケとツッコミの担当記述がない) エースさんが無知で何かを教えてくれと言うと寺家さんが嘘と本当が混ざった事を言い、エースさんがキレながらツッコんでいくという流れ。どっちもボケでどっちもツッコミなのかもしれない。
ヤーレンズ
2011年結成 ケイダッシュステージ所属
楢原さん(ボケ・ギャグ・ネタ作り担当)
出井さん(ツッコミ担当)
芸風 コント漫才
昨年のM-1準優勝。活動自体は長いが、なかなか日の目を見れなかった。昨年で一気に花開きファンを増やした印象。テンポが異常に早く、ボケは拾い切れないほど多い。多岐に渡るボケは観客の誰かには刺さるイメージ。今年の優勝候補の呼び声高い。
令和ロマン
2018年結成 吉本興業所属
高比良さん(ボケ担当)
松井さん(ツッコミ担当)
芸風 しゃべくり・コント漫才
昨年のM-1王者。優勝決まった時から、既に来年も出ると宣言しており、その言葉通り今年もファイナリスト入り。M-1では不利と言われたトップからの優勝で、圧倒的な実力を見せつけた。観客を取り込みながら温めていくスタイル。連覇が期待されるが、はたして。
最後に
今年は松本さんが出なかったり、審査員の数が増えてメンバーが入れ替わったり、決勝戦の様子も昨年とはかなり変わると思われる。
令和ロマンの連覇や、ヤーレンズのリベンジ、トム・ブラウンの6年ぶりのファイナリスト返り咲き、真空ジェシカの4年連続ファイナリスト、ダイタクのラストイヤー初進出、期待値の高かった若手コンビ達の初進出など、今年も盛り上がると思われる。
敗者復活戦には昨年のファイナリスト達(カベポスター、シシガシラ、ダンビラムーチョ、マユリカ)や過去のファイナリスト(インディアンス、オズワルド、男性ブランコ)や、他にも実力派若手コンビ達もいるので、どのコンビが勝ち上がってもおかしくない。
今年もまったりと楽しんで観ようと思う。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。