ゴム段って知ってる?
遡る事、昭和時代。小学生の頃、『ゴム段』という遊びをしていた。
学校から帰れば、近所の友達と連れ立って広場や公民館に行き、ひたすら日が暮れるまで『ゴム段』で遊んでいた。小学何年生の時かは忘れたが、恐らく中学年、高学年だろう。
しかし、ネットで調べても、私が実際に遊んだ『ゴム段』のルールは出てこない(似たようなのは出てくる)
そもそも『ゴム段』っていう名前自体もローカルなもので、『ゴム跳び』が一般的と思われる。名前も地域で様々だから、ルールもきっとバラバラなんだろう。
どうしてもモヤモヤするので、私が遊んでいた『ゴム段』を思い出してみる。本当は実際にやってみて、動画に撮って見せるのが一番手っ取り早いのだが……。
オバサンに出来る訳ないだろ!!!
2人、または3人いないと出来ないし。
そういう訳で、覚えている範囲の遊び方を記してみる。
サムネのように2人で向かい合い長い輪になったゴムを両足に引っ掛ける (跳ぶ人にとって、ゴムが2本になるイメージ)
歌いながら跳ぶ、確か曲は「ロンドン橋おちた」
跳ぶ人は、ゴムの左側に立ち、「ロンドン橋おちた」のリズムに乗りながらまずゴムの1番外側、真ん中、手前に跳ねる(右足、左足、1、2、1、2というリズムで)
外側、真ん中、手前と順に跳んだら、1番手前のゴムを足に引っ掛けてそのまま1番外側のゴムをまたぐ。
そしたら、身体を180度回転して、反対側で同じ事をする。
ゴムの上を跳ぶ時は、足がゴムに触れたらアウト(手前のゴムに引っ掛ける時だけOK) ※これはもしかしたら一番低い段の時だけのルールかも。高くなったら触れないの無理だし。
ゴムの高さは最初くるぶしの辺りで、クリアすると徐々に高くしていく。最終的にどこまで高くなったかは良く覚えていない。
高くなったら、手を使ってOK(但し回数制限等あったかも)
説明がド下手ですみません……(何せウン十年前)
これ、同じルールでやっていた同士はいないだろうか。いや、かなりのローカルルールっぽいので無理かも……。
おまけ
当時は名前が分からなかったが、どうやら『指スマ』というゲームらしき物も子供の頃にかなり遊んだ。
いっせーのーせという掛け声で、当てる数を言うと書いてあるが、私の地域では「勝負1」とか「勝負2」と当てる数の前に勝負という言葉を付けた。これはただ数を言うよりもリズムが取りやすく言いやすいからかなと思った。しかし、ネットではこの記述がなかったから、もしかしたらこれもローカルルールなのだろうか。
最後に
私が子供の頃にはネットがなかったので、自分の遊び方がローカルで、他の地域と違うなんて想像も出来なかった。もちろん、ネット云々よりも、まだ子供だから視野が狭いっていうのもあった。
幼稚園、小学校の頃はテレビゲームなどもなかったので外で遊ぶ事も多かった。広場もあちこちにあり、子供が外で遊んでいる風景は今の何倍も見受けられた気がする。
『ゴム段』や『指スマ』で遊ぶ事はこの先ないと思うと寂しい気がする。また子供の頃に戻って遊び倒してみたい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。