無題

キーボード入力は練習する必要がありますか?~プログラママへの質問⑰~

※この記事は、井戸端会議等で出るようなプログラマのイメージについて、経歴12年のママプログラマが、個人の経験からくる勝手な見解でお答えしてます。(詳しくは:「はじめまして。」)
全19回を予定です(リストはこちら)。

17. キーボード入力は練習する必要がありますか?

うーんと・・・
これは本当、私個人の感覚ですが
「練習」する必要はない、と思います。

と言うのも、プログラミング教育はコードを打たないので(プログラミング的思考を養う…なので)。
そして、子供向けのプログラミングなどは、だいたいがビジュアルプログラミング(画面にブロックを積み上げていってできるやつ)なので、マウスが握れれば大丈夫。

もしプログラマになりたい、プログラミングがしたい!となったときには、今のところまだキーボードが主体です。
その時に、キーボード入力で挫折するんだったらぶっちゃけ向いてないかな(笑)。
向いてない、というのは「まだ」向いてないというか。
他にもっとやりたいことがあるんだと思うので、そっちやらせてあげたらいいと思います。

でも、挫折する子そんなにいないと思う。
だって子供、携帯のフリック入力すぐできるようになりましたよね?

ぶっちゃけプログラミングなんて体力いらないので、何歳からでもできるんです。

小学生プログラマとか、おばあちゃんプログラマとか色々出てきているし、
しかもどんどんと主流が変わっていくから、単純に歴が長い人ができる人ってわけでもない。
なので、キーボード入力頑張れないなって時は、まだほかに自分にはやることがあるんだなと思えばいいかなと。


それで、ここからはいざキーボードに触れる時は、という話をします。

まず!「4.ずっと座ってるってどうなの?」でもお話したように、
まずは姿勢!
姿勢に気を付けてあげてくださいーーー!
正しい姿勢でのプログらミング。
正しい姿勢でのディスプレイとの向かい合い。
これを取得できるかどうかで、今後の人生180度別物になると言っても過言ではない!

是非、骨盤の上に背骨がちゃんと乗っている感覚。
前傾姿勢の巻き肩にならないように、注意してください!

そして、もう1つ。

キーボードで文字を打つなら絶対にローマ字入力で!
できればキーボードに平仮名が印字されていないものがお勧めです。
小学生とかの場合、どうしても平仮名が印字されているとそっちを押しちゃうから。

平仮名入力で覚えてしまうと、結局英字の位置は覚えられないので、プログラミングの時にまた覚えなおしです。
もったいない!
プログラミングは英語!
(昔わかりやすいように日本語のプログラミング言語なんてのもあったそうですが・・・
 結局は英語を日本語に置き換えてるだけです。)

なんで英語なのって思って、昔調べたことがあるんだけどww

プログラミングがアメリカやイギリス主体で生まれ育ったからだって。
柔道の技名が、世界的スポーツになっても日本語なのと同じって言われると、そうか・・・と。


まぁ、そういうことなので、
そもそもキーボードを与えるのはローマ字を理解してからでいいのかなと。

ローマ字で文章が書けるようになったら、キーボードでも打てるようになると思います。
小学校3.4年生でローマ字を習うので、そのあとくらいかな。

別パターンとしては、ゲームのコマンドを打つ練習で覚えてしまう場合もあります。

コマンドは、コンピューターに直に命令を出す文です。
テレビとかでもハッキングなんかの映像で真っ黒な画面に白字とか蛍光緑とかでタカタカ文字が画面上に流れていく映像を見たことある人は多いかと。
あれ、できるとかっこいい。
あれに憧れて、プログラマになったといっても過言ではない中二病拗らせプログラマも多いはず。

実際あんなにコマンドカタカタ打つことって、もうそんなにないんだけど・・・

でも、コマンドのやり取りはパソコンと対話しているようでやると楽しい♪

マインクラフトとかをやっていると、マイクラ内のコマンドを打つことでより自由な世界を作れるようになります。
もうなんでもアリですよ♪
いきなり火を出す、とか。
いきなり1Km先にワープするとか。

覚えたら、楽しいですよね。
これを、どれだけ楽しいと思えるかで、キーボードの取得期間は変わってくるだけです。

ゲームは目に悪い、とか、時間の無駄、とかいう意見は多々あるけど、
私としては、夢中になれるものを夢中になれる年齢でやらないのってもったいない!と思います。
その期間に取得できるものって大きい。
まぁ、やりすぎて私生活に悪影響が出るのは避けたいけど。
だって、今50歳も過ぎてからネットゲームに興じる人ってあんまりいないし、
今からキーボード入力やろうって思っても、PCスクール入ったりでお金かかる。

でも、ゲームに夢中になった時なら、短期間であっという間にキーボードの配置なんて覚えちゃうんです。
昔やったことがあれば、

どんなことでも、夢中になれたその時間って、未来への知識の貯金になると思ってます。


かくいう私は、父親のワープロを与えられてから、キーボードを覚えました。
たしか中学だったかな。
あ、与えられたんじゃなくて、勝手にいじった、だww
それで、物語を書いて、印刷するのが楽しくて。
ノートに書いたものも再度打ち直してたりしました。
なんだか、自分の作品が商品になったような、プロのお仕事をしているような気になっていました。
誰にも読ませられませんでしたが・・・。

なので、家族の中ではかなり早いうちにキーボードが打てるようになっていたと思います。

きっと今後も、キーボードの習得ってそんな感じで、やりたい子がやりたい時期に勝手にやりだすんじゃないかなと。
大学になるとレポートの提出が今はほぼWordとかですね。
それまでのどこかで、機械があるんじゃないかなーと思います。
でも今、スマホでレポート書く大学生も結構いるとか!

そう・・・ここで1つ。

今や子供たちの中では・・・
音声入力、これが台頭してきています。

今のSiriとかAlexaとかって、ちょっと前とは違って、ものすごい性能がいい!
うちの4歳の息子の、親もまだ「?なに?」ってなる活舌でもちゃんと聞き取ります。

この文章とかも・・・たぶん結構音声でイケルと思います。

ただやっぱり、句点句読点とか、改行とか、ちょっとした間違いなんかを修正する機能は手修正。
例えば↑の分だったら「イケル」をカタカナにするのとか。

そのあたりの微調整をキーボードでやる・・・
近い将来それが主流になっていくのかなと思ったりします。

今の職場の環境とかだと、音声入力ってあり得ないかなーと思うんだけど
(恥ずかしいし!)
きっと今「Hei!Siri」って話しかけて育っている子にはそういう抵抗もなさそう。

うちでは一代前のスマホを子供達に明け渡しているんだけど
私が「今日って天気どうかな?」って朝ごはんの時に聞いたら、
主人はスマホ起動してホーム画面からアプリを立ち上げて確認・・・
する間に、子供たちがSiriに
「今日の天気は?」
って尋ねて、子供チームの勝ち(勝負にするつもりはなかったんだけど)。

この差ですよ・・・

その時、本当、キーボード入力、練習なんて必要なさそうって思いました・・・


それはそれでちょっと寂しい。

と思いながら、今もカタカタカタカタ・・・してます。


~ F i n ~

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