日本の小学校での出来事(娘1年生の時)
こんにちは。日本は暖かくなってきて、花粉がすごく飛んでいて
花粉症の人は辛い時期になってきましたね。
アメリカも、ブタクサが今ひどくて周りがよく鼻水垂れてますw
さて、今日はなぜ海外の教育を受けさせたいか、そのきっかけのお話をしたいと思います。
参観にきている親に笑われる
以前の記事で、日本の教育に疑問を持っているとお話しをしました。
その1つの出来事に、
娘が日本の小学校に少し通っていた間に起きた事でした。
娘は活発で人見知りもしない性格です。
小学校入学して初めての参観日に
衝撃というか、悲しい出来事が起こりました。
「娘の発言に他のお母さん方が一斉に笑った」これです。
何、それが?と思われるかもしれませんが
私は娘の気持ちを考えると、とても悲しかったです。
それは参観の時間が、道徳の時間でした。
運動会が近かったので、
玉入れを例に挙げ先生は子供たちに質問をしていきました。
「玉入れスタート!Aくんはいくつも投げますが、なかなか入りません。時間になり笛の音でみんな投げるのを止めました。
ですが、A君は笛がなっても投げ続けています。投げた球がひとつカゴに入りました!嬉しくてA君は保護者席にいるお母さんを見ました!
でも、お母さんは悲しそうな顔をしていました。
その時Aくんはどんな気持ちになりましたか?」
先生の質問にたくさんの子供たちが手を挙げて発言していました。
娘もいちど発言し、他にも数人が発表しました。
「まだ他にあるかな?」と先生が聞いたところ
もう一度娘は手を挙げていました。
先生に当てられた娘の回答は
「A君は3回目があるから、また頑張ろうと言う気持ちです。」
その発言に、私も”そういう気持ちもあるよね〜”
と思っていたら、その回答に先生は笑いながら答えます。
「これね、3回目はありません。」と笑いながら
娘の発言をバッサリ切ったような回答でした。
そもそも、この話をする時に、玉入れは2回戦までと言うルールを説明していませんでした。
だから私も娘の発言に、”それもあるかもね〜”と思っていたのに…
説明していないんだから、
【A君は3回目があると希望を持っていた。】
と発表した娘は認めてもらえてもいいのでは?と思いました。
もちろん担任は2回戦までと言うルールの説明を忘れていたのかもしれません。それにも気付いてないでしょう。
ですが、娘の意見を1度は受け止めてくれたらいいのにな。アメリカはそうするのになとその日はモヤモヤした気持ちになりました。
まぁ気づいてなければしょうがないことなのかもしれません。
でも、なんだか周りの親御さんも笑っていたのは
母親としてショックでした。
アメリカ教育
ここでの生活が4年目になります。
現地の学校に通う子どもたち。
当たり前のように感じていると思いますが、
私が担任の先生と話して思うのは、
アメリカは一旦意見を受け入れてくださいます。
だから間違えたらどうしよう。
間違えたら恥ずかしい日本人によくあるそのような気持ちは、こちらの人は持ってないととても感じてます。
発言をすること、自分の考えを述べること。
それをとても大事にしているのがアメリカ教育の特徴です。
日本の教育では、周りと足並みをそろえる
吐出してはいけない、平均して同じ考え、能力、そうあるべきだと擦り込まされている教育だと私は感じています。
もちろん、日本の教育の素晴らしいところも多々あります。
基礎学力が高い
周りの人と協力する
自分の身の回りを掃除して片付けている事
相手の気持ちを考えること
上記は私も子供たちに伝えていきたいと思っています。
バランスよく体験してほしいですね。
この夏は日本に一時帰国して、娘は通っていた学校に5週間だけ通う計画です。
この違う国での教育を受けることは、子どもに何かしらの影響を与え
考えるきっかけになるのではないかと思っています。
また、娘の考えが感想を体験後にまとめますね!
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