BOOKACT「もう一度君と踊りたい」
BOOK ACT「もう一度君と踊りたい」という朗読劇を見た
ほんっとうに簡単に要約すると、りんちゃん(佐野玲於)という主人公が
ダンスを通して大切な仲間に出会い、その仲間との別れを経験するっていう内容で
もっと言えることがあるとするならば
自分がなにかをしなかったせいで
その仲間とはもう二度と会えなくなってしまうっていう内容で
その中にも、喜びとか悔しさとか後悔とか、たくさんの感情があって
それを文章に起こすことはすっごく難しいことなんだけど、!
タイトルに「もう一度」ってついてるぐらいだから
多分この作品で1番大きな感情は「後悔」なんだと思う。
内容もまあそういう内容で、
ここに書きたいけどやっぱり私の語彙力では伝わりにくいから
みんなちょっと気になる人は配信で見てみて
CLで配信されてるから
ここからが私が感じたことなんだけど
作品が終わって、最後の玲於くんのトークの時
「皆さん目を閉じてください」
っていきなり言い出したんよ
私は瞬きもしたくないぐらい
玲於くんの姿をずっと見ていたかったのに
目を閉じるなんてできないって思ったけど
周りが閉じてる中ひとりだけ目を開けてるわけにもいかないし
それは玲於くんは望んでいることじゃないから
目を閉じたんですよ
「大切な人を思い浮かべてください」
そんなことを言うんですよ。
なぜか自然に涙がボロボロ流れてきて
「どんな思い出がありますか?
どんな表情をしてますか?
どんな声をしてますか?
もう会えない人ですか?
一言声をかけてみてください。
気持ちが済んだ人から目を開けてください。」
親・おばあちゃんとおじいちゃん・ペット・友達・先輩
いろんな人が頭に思い浮かんできて
何の感情か具体的にはわからないけど
涙が止まらなくて
この作品を観て、玲於くんのこの言葉を聞いて
自分の大切な人をもっと大切にしようって思ったけど
大切にするとは具体的にはどういうことなのか
「大切にする」っていう言葉はよく聞くけど
実際にはどういうことをしたらいいんだろうって
当たり前なことは当たり前じゃないっていうのはわかっているつもりなんだけど
本当につもりなのかもしれない
わかってるようでわかってないのかもしれない
”大事なものは失ってから気づく"
こうならないしようって思ってはいるけど
実際にそうすることは難しくて
人生で何回もこれは思ってきたし
でもこの作品を観て
"大切にする"ってことがどういうことなのか今の私にはわからないけど
昨日よりもっと一日一日、一瞬一瞬を噛み締めようって思った
そんなこと言っても時間はわけわかんないぐらいのスピードで流れていくし
めんどくさいと感じることがたくさんある世の中だから
これもまたすぐ忘れちゃうし、難しいと思うけど、
やっぱり少しでも意識しながら生きようって
たまにこの作品を観た時の感情を思い出して、
これが正解なのかは曖昧だけど
"大切にする"ってことに繋がればいいなって思いながら
いろんなことに気付かされて、ハッとさせられて、いろんな感情に出会えた作品
たくさんの出会い、別れ、喜びとか挫折を経験してきた玲於くんだから創れる、表現できる素敵な作品だった
この作品に出会えたことは私の大きな財産になった
この作品に出会わせてくれた佐野玲於くんに感謝😭
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