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予習♪ 中瀬智哉さん2月柏崎リサイタル♪

2023.1.4

2023年になりました。
昨年後半は投稿が多かったこともあり、たくさんアクセスしていただいたようです。
ありがとうございました。
今年もネタがあればポチポチと書いていこうと思っています。
それとは別に、中瀬智哉くんの情報については、分かり次第、随時更新していきます。
今年もよろしくお願いします。


2023年前半は、中瀬くんの公演がたくさん発表されていて本当にうれしく思います。
6月まではラフマニノフ2番のコンチェルトがメイン。
合間にリサイタル1公演と、ゲスト出演の2台ピアノが1公演。
今後、どこのどんな公演が続くのか、発表が待ち遠しいです。


今日は、発表されて以来とっても気になっている、
2月に柏崎で行われるリサイタルのプログラムを紐解いていこうと思います。



ベートーヴェン/ピアノソナタ第27番

シューマン/アラベスク
シューマン/謝肉祭

ショパン/バラード第1番
ショパン/バラード第2番
ショパン/バラード第3番
ショパン/バラード第4番


まずはベートーヴェンのソナタ。
昨年5月と10月にもベートーヴェンがプログラムに入っていました。
悲愴、月光に続き、今回は27番です。

27番?
どんな曲だっけ?

クラシック初心者の私には、残念ながら知識が全くない曲。

調べました。


1814年作曲。

中期と後期の過渡期の作品。中期として分類されることもある。
対照的な2楽章構成。
激しい闘争心を感じる第一楽章。
楽観的な第二楽章。
シューベルトやシューマンなどロマン派様式に先駆けとなる展開。
この頃、ベートーヴェンは深刻なスランプに陥っていた。


これまで披露された悲愴は初期、月光は中期に分類されています。
ちなみに後期に当たる30番を、2021年の福田康子賞選考会で弾いていらっしゃいます。


次にシューマンのアラベスクと謝肉祭。
10月のリサイタルでも披露された曲です。
アラベスクは慶應義塾高校のコンサートでも演奏されました。
今回もプログラム入りです。
アラベスクは1839年、謝肉祭は1834~1835年の作曲です。


後半はショパンです。
バラード全曲が聴けるスペシャルなプログラム。

中瀬くんの代名詞ともいえるバラード第1番。
そして昨年初出しだった第2番。
第3番、第4番は今回が初出しです。


難曲といわれる第4番、ここで登場するとは。
驚きました。もう仕上がっているのですね。
もう少し先かと勝手に推測していました。
失礼しました。
恐るべし16歳!(※リサイタルの開催時は17歳です)


作曲されたのは
1番は1836年。
2番は1836~1839年。
3番は1840年~1841年。
4番は1842年。


バラード1番は1年ぶりの登場です。


プログラム全体は、概ね年代順のプログラムになっています。
今回も歴史をたどる旅です。

気が早いのですがアンコール。
前2公演でショパンでした。
今回は?

5月はノクターン、10月はマズルカ。
コンチェルトのソリストアンコールも気になるところです。


リサイタルが行われるアルフォーレは響きの良いホールとのこと。
ピアノの位置が少しズレるだけでも全く音が違うとか。



昨年、このホールでマスタークラスを受講されていましたね。


このホールで若手音楽家を応援したいと、市民団体さんが企画された、記念すべき第一回のリサイタル。
素晴らしい志ある主催者様なのです。




余談ですが、柏崎には日本海に最も近い駅があるそうですよ。

青海川駅。

おうみがわえき、と読みます。
柏崎駅から2駅の無人駅です。
お時間とお天気が許せば是非訪ねたい場所です。



公演はもう来月。
高校生以下は無料です。
是非、この機会に素敵な演奏をお聴きください。

チケットは、申込フォームから。
下にリンクを貼っておきます。
折り返し案内メールが届きますので、指定の銀行口座に振込をお願いします。
入金確認後、チケットが届きます。
スタッフさんの手作業ですので、多少お時間をいただくかもしれないとのことです。




リサイタルの成功をお祈りしております。

皆さま、今年も素敵な音楽ライフを🎶


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